学名「Carpinus turczaninovii Hance」でカバノキ科クマシデ属の落葉小高木です。日本の中国、四国及び九州地方に多く分布する他、朝鮮半島や中国にも分布するようです。写真は土浦周辺の大学の構内にある樹林の中にあったものを撮影しました。山では土地の痩せた尾根筋や岩の露出する場所でも生育できるようで、花の時期は赤い色をした雄花が目だち山歩きをする人たちの心を和ませるようです。写真はまだ開花していない蕾です。もう少ししたら花に変えて掲載します。盆栽にも多用されると銘板に書かれていました。
学名「Illicium anisatum」でシキミ科シキミ属の常緑高木で日本及び中国に分布しているようです。葉枝は、仏事に使われることで知られています。関西地方ではシキビ(場所によってはハナノキ)といわれることが多いかもしれません。9月から10月頃に実がなりますが、これが猛毒を持ち、仏様の眠る墓を動物から守ったとの説もあるほどです。Wikipedelia によれば、シキミの果実は毒性が強い為、植物として唯一劇物に指定されていると記述されていました。間違って口に入れないようにしましょう。