学名は「Erigeron annuus」で、北米が原産のキク科ムカシヨモギ属の一年草です。江戸時代末期から明治初期にかけて渡来した植物のようです。和名は「姫女苑」と記述され、「ヒメジョオン」と呼ぶのが正しいようですが、通常春に咲く「ハルジオン」(春紫苑)と比較して小さい花で似ていることから「ヒメジオン」とも言うのでしょうね。道端や、鉄道の線路の脇で良く見かけます。当初は「柳葉姫菊」と言われて、観賞用として普及したようですが、繁殖力が強く、帰化して全国の野原に広まり、雑草扱いにされています。花そのものは小さなキクの花のようで可憐ですが、どんどん増えて群生化し、他の植物に悪影響を与えることもあるようです。また、若芽は食用にもなるようですし、薬効もあると記述(http://www.e-yakusou.com/sou/soum012.htm)されています。写真は6月30日に牛久自然観察の森で撮影しました。
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