牛久自然観察の森で見つけました。日本全国に分布するほか、朝鮮半島や中国にも分布するキク科ヒヨドリバナ属の多年草です。日当たりのよい草原などに自生する花のようですが、今まで何気なく見過ごしていたのでしょう、初めて知りました。白色または淡紫色で、枝の先端にもじゃもじゃとしたような独特の形状をした花が咲きます。写真は7月22日に撮影しましたので、まだ完全に花が開花していませんから、もじゃもじゃした様子が十分見えません。秋の七草の一つであるフジバカマとは同じキク科ヒヨドリバナ属で、親戚関係にあり、間違うことも多いようです。フジバカマには薬効があり、乾燥したものが芳香を放つ事から古来好まれて秋の七草にも名を連ねています。区別の仕方は、フジバカマは葉が三裂しているのに対して、ヒヨドリバナは写真のように細長い形をしていることで区別できるようです。牛久自然観察の森では説明板が置かれており、見つけることができました。和名の由来は、ヒヨドリが山から里に下りて鳴き始める頃に咲く花だからと言う説があるようです。後日フジバカマが撮影できましたら掲載します。
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