牛久自然観察の森で撮影しました。学名は「Prunella vulgaris ssp. asiatica」で、シソ科ウツボグサ属の多年草です。日当たりのよい草原に生育していると説明されていました。花は淡紫色(白色もあるようです)で、6月頃から咲き始めて8月頃まで咲きます。写真をご覧頂くと判りますが、花の形状が独特ですね。和名も花序が弓矢を収納する際に使用する「靫(ゆき)」の形に似ていることからきているようです。その形状は埴輪にして残されているものがあるそうで、ご覧になりたい方は、靫(ゆき)について記述された石巻市のHPをご覧下さい。(http://www.city.ishinomaki.lg.jp/mouri-collect/collections/kouko/yuki.jsp)
また、古来その薬効も知られており、花が終わって乾燥した花序を「夏枯草」と呼んで利尿剤として使われてきたようです。写真は7月22日に撮影したもので、花は終わりに近づいている頃のものです。
また、古来その薬効も知られており、花が終わって乾燥した花序を「夏枯草」と呼んで利尿剤として使われてきたようです。写真は7月22日に撮影したもので、花は終わりに近づいている頃のものです。