道端で咲き始めています。夏の終わりの夕方、虫取りかごを掛けて土手を歩きながら、この黄色い花を見て感傷にふけった子供の頃が懐かしいですね。♪夕焼小焼の、赤とんぼ 負われて見たのは・・~♪ 夕焼けの風景に合う花です。学名は「Oenothera biennis」で、北米が原産のアカバナ科、マツヨイグサ属の多年草です。明治中期に渡来したものが、その強い繁殖力からたちまち野生化してあちこちの野原や道端で咲くようになったと言われています。写真は7月19日に通勤途上のアスファルト舗装の路側帯で咲いていたものです。いかにも強い植物ですね。午後から咲き始めて翌日の朝には萎んでしまいます。萎んだ花はやや赤みを帯びてきます。今までツキミソウ(月見草)と同じものだと思っていましたが、図鑑を調べると、厳密に言えば、ツキミソウ(月見草)とは異なるようですね。本来のツキミソウは、白い花で、繁殖力が弱いため、小石川植物園などで見られる珍しい花だとか・・。今度観察に行こうと思います。また、マツヨイグサと記述していたら、オオマツヨイグサではないのか?等のご指摘を頂き、図鑑と現地の花を何回も見比べてみると、花の大きさが3~4cmで小さいこと、葉の形状が決め手となってメマツヨイグサだとわかりました。ご指摘いただきました方に御礼申し上げます。
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