日本人の主食である稲の花です。近所の大学(農学部)で試験用に植えられている数種類の稲のうちの一つを撮影しました。7月21日現在で既に稲穂ができているものもあり、花が咲いているものがあり、まだ穂も出ていないものもありました。植物としての学名は「Oryza sativa」で、アジア地域原産のイネ科イネ属の一年草です。栽培品種としては多数のものがありますが、その特性を大きく分類して、日本型(ジャポニカ米)とインド型(インディカ米)に区分されると言われています。ジャポニカ米は粘り気があって日本人に好まれている為、米国やスペインなど外国でも生産されて日本人向けの食材として使われていると聞きます。インディカ米はパラパラしているので、焼き飯などに合う食材でこれも調理の種類によっては欠かせないものとされます。イネは風が吹くことによって受粉する風媒花だと思っていましたが、実は自家受粉する植物であると記述されています。自分の花だけで受粉してしまうので、直ぐそばに他の品種があっても交雑しないようです。なるほど、研究農園でいろいろな品種が数株ずつ直ぐ隣り合わせに植えてあることに納得しました。
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