牛久自然観察の森で見かけて撮影しました。ハエドクソウ科ハエドクソウ属の多年草で、名前の通り毒草です。学名は「Phryma leptostachya var. asiatica」で、我が国の各地に自生するほか朝鮮半島、中国などに分布しています。かつてこの草の根を摺り下ろして蝿取り用の紙を作ったことからこの名称がついたと言われています。この植物は一族一種でとても珍しいものだと記述されています。花が終わると秋には独特の種ができます。野原を歩いた際にズボンにいっぱい種がついて困ったことがあると思いますが、各種動物に引っ付いて種を運び繁殖するタイプの植物です。写真は7月22日に撮影しました。撮影した際、丁度トンボが花にとまっていました。写真を拡大してみるとわかります。毒草でもトンボには影響がないのでしょうね。
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