アフリカが原産とされ、ゴマ科ゴマ属の一年草です。古くからゴマの効用が知られており、食用として活用されています。日本へ伝来したのは、古く、中国が「胡」の時代だとする説があります。最近も成人病予防や健康促進効果があるとされて人気のある食材で、あらゆる料理に活用されるようになっています。写真は近所の菜園で栽培されているものを7月21日に撮影しました。食品としてのゴマを知らない人はいないと思いますが、花を見たことはない人も多いと思われますので、掲載してみました。7月頃に花が咲いて秋にはゴマの種(食用にする部分)を収穫します。
学名は「Lilium auratum」で、東北・関東・東海・近畿地方などの山野に自生する我が国独特のユリです。ユリ科ユリ属の多年草(球根)で、球根は古来食用にされてきました。花は花弁に独特の斑点があり、日当たりの良いところで2mくらいに大きく育ったものは、花の直径が20cmを超えるものもあります。芳香を放ち遠くからその存在がわかります。別名を「吉野百合」とか「叡山百合」「鳳来寺百合」などと呼ばれることがあると記述されています。写真は牛久自然観察の森で7月21日に撮影しました。とても大きな花をつけた山百合が、数多く見られます。お近くの方は是非行ってみてください。雨上がりで、大きい花に雨滴がついて重くなり、倒れそうになっているものがありました。もともとこの花は、やや下向きに恥ずかしそうに咲きますので、下から覗き込むように見ると綺麗です。独特の香りを嗅ごうと何気なく鼻を近づけたら、先入していた虫に攻撃されてしまいました。やはり先に入っている「住人」には一言断るべきでした。