残暑が厳しい夏ですが、つくば実験植物園で見かけました。カヤツリグサ科の涼しげな花です。説明によれば、海岸に近い湿地に自生する大型の多年草で、草丈は大きいもので2mにも達するそうです。関東以西の本州・四国・九州及び朝鮮半島南部・中国に分布するようです。別名はシシキリガヤと言われ、葉の縁が鋭利で、イノシシも切るというたとえから名づけられていると記されていました。
つくば実験植物園の砂礫地花壇で見かけました。草丈が30~100㎝位あり、黄色い多くの花弁があるキク科の多年草です。八丈菜という和名からすると八丈島固有の植物かな?などと思いますが、千島・樺太、北海道~九州、朝鮮半島などの海岸砂礫地に分布するそうです。