鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

冬の散歩道

2007-12-09 19:09:04 | Weblog
よく晴れた冬の休日。
冷たい風に乗って、自宅の後ろの雑木林の落ち葉の乱舞。
Situationは違いますが、『冬の散歩道』・・・。
サイモン&ガーファンクルの曲にありましね。

彼らの曲では、『コンドルは飛んでいく』が一番メジャーでしょうか?
『スカボロー・フェア』、『サウンドオブサイレンス』、『ミセス・ロビンソン』あたりかな・・・。

自宅の裏の雑木林の中の細い道を抜けると、工業用の鉄道の高架線路が通っていて、その上を歩くことができるのです。
休日は、列車が通らないし・・・。
結構、高さがあって、冬枯れした水田の向こうの新興住宅地が見渡せて、お気に入りの散歩道となっています。
ニュータウンという名称で通っていますが、この新興住宅地のハズレにある貯水池に、冬になると鴨が群れをなして、泳いでいる姿がみられるので、気が向くと(ひと冬に3回くらいですが・・・)見に行ったりしています。

演劇ファンのワタクシのバッグのなかには、いつもPENTAX フラビーノ7(双眼鏡)が常備されているので、鴨くらいだったらいつでも、ウォチングできるのであります。

こいつらもあの羽根の下に、潤沢に皮下脂肪を蓄え、寒さを凌いでいるのだろうなぁ・・・。
頑張って、幸せな春を迎えてくれ・・・なんて思いながらも、京橋・藪伊豆の『鴨南蛮』に思いをはせてしまうワタクシである。
あの店の鴨南蛮は旨い。鴨セイロも旨い。

蕎麦系も捨てがたいが、やはり、鴨といえば、ゆっくり火に炙って、脂を出した鴨肉で、葱を焼く・・・。
辛口の吟醸酒で一杯いきたいところですね・・・。

・・・貯水池で泳ぐ鴨を眺めながら、考えることではないな・・・。
帰りに、ジャスコで、焼き鳥でも買って帰るか・・・。塩ダレと葱間。


冬の散歩道が、いつの間にか、脂の乗った鴨にすりかわった冬の一日。