鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

2007年前半・演劇総括

2007-12-16 20:55:06 | Weblog
寒風吹きすさぶ一日。

もう12月も半ば・・・。今年ももうすぐ、Bye・・・。

・・・と言うわけで、本日は、今年の観劇の総括でも致しましょうか。
今年は、もう観劇の予定は、ありませんので。
8月後半からの公演は、ブログで公開してしまったので、今年の1月から6月までの半年間の公演を中心に展開していきます。

まず、1月・・・これも以前のブログでご紹介済みなんですが、劇団☆新感線『朧の森に棲む鬼』
センター最前列の水の飛び散る座席での観劇。
ホント、凄かったのよ。雨は降るし、滝は、流れるし、血の河まで再現しちゃって。
市川染五郎さんの主演。やはり今年一番に印象に残る舞台でした。封鎖中の第三舞台の小須田康人さんの出演もありましたし。なんといっても岡崎司さんの新曲を堪能できたし。

2月・・・G2プロデュース『地獄八景・・浮世百景』上方落語をベースに恋人の小糸を救うため、地獄の閻魔の庁に走れ!若旦那!!。
松尾貴史さんの閻魔大王、枡毅さんの大番頭さん、歌舞伎の市川笑也さん・・・まあすごい!といった顔合わせで、笑ったり、シュンとしたりと楽しい舞台でした。

3月・・・『ロックオペラ・TOMMY』劇団☆新感線のいのうえひでのりさんの演出でしたが、内容は、よく理解できませんでした・・・が・・・しかし、音楽担当の岡崎司さんのギター、松崎雄一さんのキーボードの生演奏だけでも満足でした。中川晃教さんのヴォーカルも凄かったし。歌唱力では、若手ピカイチですね。

4月・・・『写楽考』堤真一さん主演。原作は、矢代静一さんだったと思いますが、なかなか斬新な舞台構造でした。キムラ緑子さんの色っぽさに女優さんの凄さを見た感じがします。
他、長塚圭史さんの喜多川歌麿役もいけてましたね。最近は、演出の方が多いみたいですが。

5月・・・『薮原検校』劇団☆新感線の看板役者・古田新太さんの主演。
ドスのきいた演技で、他を圧倒。井上ひさしさんの原作で、16ページに及ぶ休みなしのセリフをまるまる暗記しての挑戦とか・・・凄い役者魂。段田安則さん演じる塙保己一の静かな演技も絶品。
田中裕子さんも相変わらず仇っぽい。

6月・・・『宝塚BOYS』葛山信吾さんの主演。爽やかで、ほかのBOYSのまとめ役で優しいお兄さんという感じでしたね。吉野圭吾さんも凄くカッコよかった。タキシードで、あの宝塚の羽をつけて踊るシーンも印象の残りました。

☆☆☆

7月と8月前半分は、またいづれ。
明日のブログは、多分お休みです。