処暑。
・・・暑さ収まることを知らず・・・。
つくつくぼうし泣き始める。
仏文学者で、小説家の故・澁澤龍彦氏の著作に『太陽の王と月の王』という本があるのですが、今日は、その書評では、ありません。
因みに、澁澤氏の著書で、太陽の王は、フランス王ルイ14世、月の王は、バイエルン国王で、狂王と呼ばれたルートヴィッヒⅡ世。
・・・閑話休題。
こういう話は、4月か6月に、書いておけばよかったかなぁ・・・と今更思うのですが、季節も、話題も関係なく、わが道を強引に、突っ走って?まいりたいと思います(・・・別に、無理して、走らんかて・・・疲れるだけやし・・・ええやんか・・・と大阪弁になるのは、何故?)。
・・・太陽王・・・ルイ14世は、ダイヤモンドの膨大なコレクション(・・・衣服のボタンなんかに使ったらしい)があって、世界で一番大きなダイヤモンドをお持ちだった(・・・らしい。サンシーという)。
自分を輝かせるために、衣類には、ダイヤモンドを散りばめ、人々の前で、踊ってみせた・・・ダイヤモンドの眩い輝きに、人々は、圧倒されたことでしょう・・・。太陽王…燦然と輝くダイヤモンド。
それでも・・・この時期(18世紀以前)、ダイヤモンドの研磨技術は、まだまだ未熟で、ルビー、エメラルド・サファイアの方が、価格が高かったということで、それより更に、真珠の方が、高価だった・・・天然物で、形や大きさを揃えるのが至難の業だったということですが・・・。
それを地上に下ろしたのが、本邦の御木本幸吉さん。養殖真珠の市場への放出に成功しました。
さて・・・月の王・・・ルートヴィッヒⅡ世は、若い頃は、美男の誉れ高く、月のような雰囲気。
真珠は、月の雫、人魚の涙・・・なんて、形容されることもあるし、月の美しさは、狂気をはらんでいる・・・ような気がします。
・・・だから、美しさと狂気で、ルートヴィッヒは、月の王。
ダイヤモンドと真珠・・・。
鉱物の中では、一番固いとされているダイヤモンドと炭酸カルシウムでできた比較的柔らかい真珠と・・・。
相反する性質を持ちながらも、お互いに美しい宝石の筆頭か・・・。
しかも、男性に例えても・・・全く違和感なし。
これは、もしかすると太陽の王と月の王が、高貴な遺伝子の持ち主のせいかもしれません。
さすが、澁澤龍彦・・・と、話は、結局、モトに戻ってしまいました・・・。
・・・暑さ収まることを知らず・・・。
つくつくぼうし泣き始める。
仏文学者で、小説家の故・澁澤龍彦氏の著作に『太陽の王と月の王』という本があるのですが、今日は、その書評では、ありません。
因みに、澁澤氏の著書で、太陽の王は、フランス王ルイ14世、月の王は、バイエルン国王で、狂王と呼ばれたルートヴィッヒⅡ世。
・・・閑話休題。
こういう話は、4月か6月に、書いておけばよかったかなぁ・・・と今更思うのですが、季節も、話題も関係なく、わが道を強引に、突っ走って?まいりたいと思います(・・・別に、無理して、走らんかて・・・疲れるだけやし・・・ええやんか・・・と大阪弁になるのは、何故?)。
・・・太陽王・・・ルイ14世は、ダイヤモンドの膨大なコレクション(・・・衣服のボタンなんかに使ったらしい)があって、世界で一番大きなダイヤモンドをお持ちだった(・・・らしい。サンシーという)。
自分を輝かせるために、衣類には、ダイヤモンドを散りばめ、人々の前で、踊ってみせた・・・ダイヤモンドの眩い輝きに、人々は、圧倒されたことでしょう・・・。太陽王…燦然と輝くダイヤモンド。
それでも・・・この時期(18世紀以前)、ダイヤモンドの研磨技術は、まだまだ未熟で、ルビー、エメラルド・サファイアの方が、価格が高かったということで、それより更に、真珠の方が、高価だった・・・天然物で、形や大きさを揃えるのが至難の業だったということですが・・・。
それを地上に下ろしたのが、本邦の御木本幸吉さん。養殖真珠の市場への放出に成功しました。
さて・・・月の王・・・ルートヴィッヒⅡ世は、若い頃は、美男の誉れ高く、月のような雰囲気。
真珠は、月の雫、人魚の涙・・・なんて、形容されることもあるし、月の美しさは、狂気をはらんでいる・・・ような気がします。
・・・だから、美しさと狂気で、ルートヴィッヒは、月の王。
ダイヤモンドと真珠・・・。
鉱物の中では、一番固いとされているダイヤモンドと炭酸カルシウムでできた比較的柔らかい真珠と・・・。
相反する性質を持ちながらも、お互いに美しい宝石の筆頭か・・・。
しかも、男性に例えても・・・全く違和感なし。
これは、もしかすると太陽の王と月の王が、高貴な遺伝子の持ち主のせいかもしれません。
さすが、澁澤龍彦・・・と、話は、結局、モトに戻ってしまいました・・・。