鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

さよならをするために・・・。

2013-02-10 22:52:11 | Weblog
光は、とっても春なのに、空気が冷たい・・・寒い1日。


最近、よく夢をみる。
去年の秋から、今年の始めと、今年の1月中旬から2月の初旬の週末は、ほぼ寝たきりだったし、
昼夜を問わず、ウツラウツラしていたものだから、夢くらい、いくらでも、みるだろう。
そんなこんなで、夢占いの本など、紐解いてみる。


心を寄せていたひとが、夢に出てくると、それは、お別れの前触れだとか・・・。

お別れ・・・と言っても、距離が遠くなるお別れだとか、彼岸への旅立ちもお別れだろうし、もう諦める・・・と心に決めるのも、お別れのひとつだろう。

意中のひとが、夢に出てくるのは、お相手の気持ちが、どうの・・・という共感的テレパシティックな問題ではなくて、自分の心(脳だとか、潜在意識)が、予知的に見せてくれるものなのだろうと思う。

夢のなかのあのひとは、現実のあのひととは、ちょっと違う。
何処が違うのかわからないけれど、たぶん、自分の脳なり、潜在意識か顕在意識が、勝手に作り上げた幻像に違いない。
だから、現実とは、微妙に違っている。

顔が違う、声が違う・・・、現実では、絶対着ないような服を着ている・・・なんて、明確なものから、なんとなく違和感がある・・・どことなく違うといった曖昧な感覚まで、様々だけれど。

夢の中の意中のひとは、さよならをするために、出てくるのだ。

現実には、叶えられない望みをかなえるために・・・。
そして、叶えられない現実を諦めるために・・・。

なんだか・・・そんな気がする。

そして、現実で、心が通じ合っている人が、夢に出てくるのは、相手が、自分のことを思ってくれているなによりの証だろう。
だから、感応する。共感する。

感じる・・・ただ、それだけで、幸福な夢(或いは、現実)となる・・・ような気がする。
それでも・・・現実のあのひとも・・・もしかしたら、さよならをするために、現れるのかもしれない。

それにつけても、最近は、よく夢をみる・・・。

夢見る人は、眠る人。そして、さよならをするひとに出会う幻の現実。