鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

嗜好癖

2013-02-22 22:49:51 | Weblog
氷点下の朝。猫の日


私の嗜好は、極端で、一度好きになると、もう好きで、好きで、悩乱するほど、好きになったりする。本だったり、物語だったり、映画だったり、俳優だったり・・・(周囲の手の届く範囲のひとには、何故か萌ない・・・)瞬間湯沸し器のように、沸騰点に達するのも早いけれど、冷めるのもまた早い。

以前、大好きなヴォーカリストが、『水面』という言葉を、『みなも』ではなく、『みずも』と作詞し、歌っただけで、冷めてしまったこともある。
別に、『みなも』だろうが、『みずも』だろうが、構わないことなのだが、たったそれだけのことで、冷めてしまった・・・。
でも、気を取り直して?やっぱり、また好きになっていたりする。
一度、大好きになって、ある些細な理由で、嫌いになったものの、未練タラタラで、また好きに戻る・・・というのは、私には、よくあるパターンでもあるようだ。

嗜好が、ふらふらして定まらぬところへ、瞬間的に好きになったり、嫌いになったり、忙しい。
こういう性質は、面倒だと自分でも、持て余してしまう。

このところ、痛みに向き合っていたから、痛みが好きになったのかと言えば、そんなことは、全く無くて、痛くない方がいいにきまっているのだけど、考えることが、『痛み』のことばかりなんで、或いは、痛みが恋人なのか・・・と思えるほど、痛みのことばかり、考えていた(イヤな恋人である)。

寛解というか、神経が慣れてきたせいか、ピーク時に比べたら、天国と地獄程の差もあるけれど、こういう感情も、一種の『恋愛』なのかもしれない。
(本当は、二度と来てほしくないのだけれど)。

ダイっ嫌い・・・は、もしかすると、大好きなのかもしれないが、やっぱり、『痛み』は、大っ嫌いだ。

痛いのが好きなのは、『M(マゾ)』という特性らしいけれど・・・これは、好きな相手にいたぶられるとか、苦痛な状態でないと、普通じゃないとか・・・そういう感情なのかもしれない。

何が言いたいのかわからなくなってきた。

瞬間沸騰湯沸かし器的感情と偏執的な感情を持っている厄介な自分について、考えてみたかったのだけれど、今日も、ヘンな文章になってしまった(文章以前の問題か・・・)

すみません・・・謝ってばかりいるこの頃だ。