気温上がらず、真冬な一日。
これは、テレビドラマの話であるから、現実にこういうヒトがいたかどうかは、わからないけれど、不遇ではなく、不運なひとには、多少なりとも参考になるかもしれない。
かの『宮廷女官 チャングムの誓い』に登場する脇役で、宮廷女官のミン尚宮というひとが出てくる。
若い頃は、王様の御寵愛を得るために、いろいろと努力したようだ。ご寵愛は、叶わなかったけれども、尚宮の地位を得て、宮廷内で、『細く長く』をモットーに生きている文句は多いけれど、情のあるコミカルなキャラクターとして、登場する。割と美人なんだけどな。
宮廷内で、ゴタゴタが発生すると、部屋で、蒲団を被って、病人のフリをするのが一番。
トラブルは、できるだけ避けて通る。
長いモノには巻かれろ・・・といった彼女なりの処世術で、生きていくのだ。
清廉なハン尚宮を慕いながらも、正義だけでは、通用しないことを知っている。
謀反の罪で、ハン尚宮とチャングムが、済州島へ流刑にされている間、ハン尚宮のライバルであり、女官長の地位に立つチェ尚宮に冷遇され、役職は、王宮のチミル尚宮とは、言いながら、仕事は、王様の排泄物の処理・・・といった仕事に就かざるを得なくなる。
波乱のチャングムに巻き込まれ、不遇の仕事をせざるをえなくなったミン尚宮とお付の女官チャンイ。
たぶん、毎日、毎日、ブツブツと文句を言いながらも、耐えてきたのだろう。
そんなミン尚宮にも、運が向いてきて、チャングムの親友のヨンセンが、王様の御寵愛を受け、スグォンの地位に上がると、スグォン付の尚宮となり、やがては、チェゴ(最高) 尚宮の地位まで、上り詰めるのだ。
特に、才能などなくても、ミン尚宮のような酸いも甘いもかみ分けたような人生を送るひともいるようだ。
ミン尚宮には、ライバル(敵)がいなかったのも彼女の幸運か、人徳なのか・・・。
こういう人生は、運不運の帳尻がぴったり合うようで、過不足がないから、見ていて、ラクだし、こういう生き方もひとつのお手本なのだろうなぁ・・・と思う次第。
それでは、私も、『細く長い』会社員生活を夢見て、見ざる聞かざる言わざるで、来季の契約更新に向けて、ちょっとだけ、頑張ってみるか・・・。
私は、このミン尚宮が、好きである。
これは、テレビドラマの話であるから、現実にこういうヒトがいたかどうかは、わからないけれど、不遇ではなく、不運なひとには、多少なりとも参考になるかもしれない。
かの『宮廷女官 チャングムの誓い』に登場する脇役で、宮廷女官のミン尚宮というひとが出てくる。
若い頃は、王様の御寵愛を得るために、いろいろと努力したようだ。ご寵愛は、叶わなかったけれども、尚宮の地位を得て、宮廷内で、『細く長く』をモットーに生きている文句は多いけれど、情のあるコミカルなキャラクターとして、登場する。割と美人なんだけどな。
宮廷内で、ゴタゴタが発生すると、部屋で、蒲団を被って、病人のフリをするのが一番。
トラブルは、できるだけ避けて通る。
長いモノには巻かれろ・・・といった彼女なりの処世術で、生きていくのだ。
清廉なハン尚宮を慕いながらも、正義だけでは、通用しないことを知っている。
謀反の罪で、ハン尚宮とチャングムが、済州島へ流刑にされている間、ハン尚宮のライバルであり、女官長の地位に立つチェ尚宮に冷遇され、役職は、王宮のチミル尚宮とは、言いながら、仕事は、王様の排泄物の処理・・・といった仕事に就かざるを得なくなる。
波乱のチャングムに巻き込まれ、不遇の仕事をせざるをえなくなったミン尚宮とお付の女官チャンイ。
たぶん、毎日、毎日、ブツブツと文句を言いながらも、耐えてきたのだろう。
そんなミン尚宮にも、運が向いてきて、チャングムの親友のヨンセンが、王様の御寵愛を受け、スグォンの地位に上がると、スグォン付の尚宮となり、やがては、チェゴ(最高) 尚宮の地位まで、上り詰めるのだ。
特に、才能などなくても、ミン尚宮のような酸いも甘いもかみ分けたような人生を送るひともいるようだ。
ミン尚宮には、ライバル(敵)がいなかったのも彼女の幸運か、人徳なのか・・・。
こういう人生は、運不運の帳尻がぴったり合うようで、過不足がないから、見ていて、ラクだし、こういう生き方もひとつのお手本なのだろうなぁ・・・と思う次第。
それでは、私も、『細く長い』会社員生活を夢見て、見ざる聞かざる言わざるで、来季の契約更新に向けて、ちょっとだけ、頑張ってみるか・・・。
私は、このミン尚宮が、好きである。