鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

『モノ』について考える~薔薇の蕾のダイヤモンドリング②

2015-08-27 22:51:37 | Weblog

くもりがち。蒸し暑さ、少し復活?


ガラクタ(我楽多、瓦落多、瓦落苦多)が、いっぱい。

読んで字の如く・・・ガラクタは、我楽多、瓦落多、瓦落苦多などと書くらしい。

私の宝石箱には、ガラクタがいっぱい。

ジャラジャラ、ガシャガシャ・・・。

購入値段は、たぶん・・・全部合わせると300万円は、ゆうに超えると思うけれど、所詮、安物ばかりで、買い取ってもらっても、せいぜい、購入値段の1/10あればよい方で、あとは、二束三文。

お気に入りのイエローダイヤも総計1カラットの蜥蜴(トカゲ)のブローチも、ステーションブレスレットも、所詮、屑(クズ)ダイヤにすぎない。

『安くはないんだけど、そんなに高くない。』

というのが、実家が時計商で、宝飾品も取り扱っている相方のお見立て。


一千万円のダイヤモンドリングも買い取りだと、所詮、中古品。300万円の値が付けば、上等。・・。
宝飾品も100年経って、アンティークと呼ばれて初めて価値がでるものあるけれど。

私の宝石類は、宝石と呼べないガラクタばかり。

ガラクタなれども、せめて、雅楽多とでも書きたいところ・・・。


相方から贈られた小さなダイヤモンドリングは、お気に入り(拙ブログ・2014年5月7日をご参照下さい・・・同じようなことしか書いてませんが・・・)。

気が向いたときに、箱から取りだして、眺めてみたりするけれど・・・。
そう言うと、相方は、にっこり笑う。
『モノというものは、最初から、持ち主が決まっているようで、相応しい持ち主の処へ行くのが、一番幸せなんだよ。そのリングもきみの処に行くのが運命だったんだよ。私の父が購入したときからね。ずっと持ち主を探していたんだね。』

ええ。そうに決まっていますとも・・・。

たとえ、サイズが大きすぎて、指からすっぽ抜けるから、外出のときに、身につけていけなくても・・・。