雨の月曜日。
気温も25℃に届かず、ほっとするような涼しさ。
毎日、正午少し前の料理番組を見ている。
月曜日から土曜日まで、10分の番組枠で放送しているキューピー3分クッキングだ。
番組開始は、1962年12月ということで、50年もやっているご長寿番組だ。
(私が幼児の頃で、この番組の記憶がある。あのテーマソングは、インパクトがあったのだろう)
3分で作成するのは、難しいけれど、手早く、要点だけを伝える為か、素材の取り扱いが雑なところが、目立つ。
驚いたのは、夏野菜の代表である茄子(なす)の取り扱いだ。
料理の先生は、
『茄子は、ヘタを落します。』
といいつつ、ヘタの部分2cmくらいをザックリ切り落としていた・・・。
茄子の一番美味しいところを捨てるのか・・・?
ヘタの部分だけを削いで、茄子の天辺のあたりをちょっと、切り落とすくらいでいいのではないだろうか。
違う先生のときの万能ネギも酷かった。
やはり根っこから、1cm以上m、上を、ザックリ切って、捨てていた。
アレだって、根元ギリギリ2mmくらいでよいのではないだろうか・・・と思いながら見ていた。
時間制限もあるから、イチイチ、ちまちまとやってはいられないのだろうけれど。
それにつけても・・・勿体ないなぁ・・・と思う(私自身も、結構、無駄な使い方をしているけれど)。
特に、アクが強くでるわけでもないのに、牛肉をワザワザ下煮する。
夏にさっぱり、煮ものを食べよう・・・というコンセプトらしい。
茹でた煮汁は、捨ててしまう・・・。
折角、煮汁がでたのだから、冷凍しておいて、カレーだとかに使えばいいのになぁ・・・と思う。
料理の先生は、ちょっと太目の方だったれど(茄子のヘタをダイナミックに切り落とした先生は、お若く細身だった)、なんとなく、そういう食生活なんだな・・・とわかったような気がする。
・・・なんだか、小言婆ぁへ一直線で、進行している気がする。やれやれ・・・。