鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

宝石談義/やはり真珠は、和珠に限る・・・?

2015-08-28 23:57:39 | Weblog

夏の終焉も近そうな・・・曇りがちで、涼しい一日。

月初の暑さが嘘のようだ。


私が一番最初に真珠を手にしたのは、母に買ってもらった淡水パールのネックレスで、米粒のような小さないびつな真珠を繋いで、それを五重くらいに束ねたネックレスだった。

その当時、何故か、母は、真珠ばかり買っていたように思う。

父から贈られたパールのネックレスが、大分、古くなって(手入れが悪いせいで)、変色してしまったために、新しいネックレスを購入したのが、キッカケなんだと思う。

真珠は、冠婚葬祭には、欠かせないアイテムの一つで、喪服に唯一、つけられる宝飾品だ。
(因みに、以前の会社にいた頃、大嫌いな馬鹿女が、某上司のご父君のお通夜に、プチダイヤモンドのネックレスをして、参列していたが・・・、彼女の親御さんは、何も言わなかったのだろうか・・・と思う。まあ、仕事中に、机の上で、堂々と、マニュキュアしているくらいだから、推して知るべしだし、それを、ニヤニヤしながら、見ているのが、彼女の馬鹿上司だから、処置なし・・・であろう。デキ婚で退職したが、こんな女を嫁にした相手は、今頃、シリにしかれて、大変なのだろうな・・・と余計なお世話である)

炭酸カルシウムで、変色や劣化が著しい真珠に、私は、全くと言っていい程、興味がなかったのだけれど、3年前くらいに、突如、この真珠の美しさに惹かれて、それでも、母の持ち物に比べれば、天と地、月とすっぽん・・・くらいの差がある・・・所謂、安価なモノを幾つか買い求めた。

買い求めても、身につけて行く場所もないし、前述の通り、真珠は、劣化が激しいから、夏には、NGだと思っている。

汗をかかない体質の人のジュエリーであろうか。

夏に真珠は、良く似合っていると思う。

真珠にも、生まれた場所により、和珠、湖水パール、南洋真珠・・・と特徴があるけれど、相方曰く。

『真珠は、和珠に限ります。南洋真珠なんて、真珠じゃない。』

暴言ですね・・・。
私は、ゴールデンパールとか、白蝶貝の大きな10ミリ以上の珠を連ねたネックレスは、好きなのだけれど。

たしかに和珠と呼ばれるアコヤ貝の真珠は、繊細で、月の光の雫のようで、美しい。
貝の内側の七色の光を一杯吸収して育ったような趣がある。

相方と私の趣味は、一致しないことがおおいのである。