鼎子堂(Teishi-Do)

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リオン皇太子に惚れた・・・②(『シャルトル公爵の愉しみ第7巻・名香智子・著』)

2016-08-08 02:30:53 | 本・読書
 
昨日は、立秋。

夜間には、秋虫の羽音。

季節は、緩やかに秋に移行する気配を感じる時期。


5年前に読んだ『シャルトル公爵の愉しみ/名香智子・著』シリーズ。

最終巻7巻が、どうしても入手することが出来ずに、物語の終局を知らずにいた。
ふと、思い出して、amazonの書籍を検索すると・・・。
名香さんの過去の作品は、ほとんどが、電子書籍になっていた。

・・・ということは、最終巻7巻って、再版は、されぬようだ・・・。

新品は、諦めて、古書を探すと、何冊か売られていたので、評価が、『良』のものを選んで、購入したのが、数日前。
昨日の午後、届いたので、読み始めた。
・・・あっと言う間に、読み終えてしまった。

やっぱ・・・いいっすね。リオン皇太子(拙ブログ2011年5月8日あたりをご参照下さい)。

控えめなイザベラ皇太子妃を航空事故で失くしたリオン皇太子。
イザベラ皇太子妃の実家の財産めあての政略結婚だったのだが・・・。

歴史と伝統はあるものの、近年の火山噴火や地震などの災害の為、財政がひっ迫しているロノス王国を立て直すため、自国の唯一の産業である宝飾品加工技術を世界に売り出すため、各国の資産家の宝石を盗む泥棒家業に手を染める・・・もちろん、両親には内緒で・・・。

皇太子の仮面を常に外すことができず、感情を抑えることに慣れた皇太子。

そんな皇太子の涙のシーンが美しい第7巻。
若きリオン皇太子の肩には、ロノスの国民の生活がかかっているのだった・・・。


・・・どこぞの皇太子とは雲泥の差・・・ですね。
どことは、いいませんけどね。
片や国民の為に宝石泥棒する皇太子(漫画だけど・・・)、片や、国民の財産である宝物をヤフオクに出品してしまったという(噂のある)皇太子。
同じ皇太子で、どうしてこうも違うのか・・・。
漫画の皇太子でさえ、国民を思うのに、どこぞの皇太子は・・・。


さて・・・そのどこぞの皇太子の親御さんが、疲れたから退位したいってことで、本日、15時から、ビデオメッセージが、どこぞの国民に、公開されるそうだが・・・。

御退位なさるなら、もうご公務と称しての観光旅行、コンサート、絵画鑑賞なんかは、お控えになり、御所で、お静かにお暮し下さいませ・・・。

どこぞの皇太子殿下に、果たして、お勤めができるのやら・・・。

などなど・・・皇室保守派のネット民の声。

どうでもいいけれど、宮内庁の予算は、減らせや・・・年間17,039,346,000円でしたかね?