鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

塩ヨーグルト(水切ヨーグルト)

2016-08-11 00:15:25 | 食・料理

猛暑日続くも、夜間には、秋の気配も・・・?

裏の雑木林では、つくつくぼうしも鳴き出して、夏終盤に移行かな・・・。


数年前、ギリシャヨーグルトなるヨーグルトが発売されて、その濃厚なクリームチーズのような食感と味だった。

森永乳業のギリシャヨーグルトパルテノが、初めてだったと思う(拙ブログ内2011年11月16日をご参照下さい)。
それで、ブームになって、各社似たようなヨーグルトの販売に至っているようだ。

このヨーグルト80gで、160円前後(はちみつなどの甘味料がついていないものは、もう少し安価)。
普通のプレーンヨーグルトが、400gから450g前後で、100円から180円前後なので、普通のヨーグルトに比べれば、かなりな割高である。

濃厚なので、一回で食べるなら80gで、量的には、満足なのだけれど。


インターネットの普及で、便利になった。

あの高額?なギリシャヨーグルトが、家庭で作れる・・・という記事を見かけ、早速、作ってみた。

普通のプレーンヨーグルトに、小さじ1杯弱の塩を入れて、かき回し、珈琲ドリッパーに、珈琲ドリッパー用のフィルターか、キッチンペーパーを敷いて、下に、300mlくらい入るコップか、珈琲カップなどの水受け容器をセットし、塩を入れたプレーンヨーグルトを、珈琲ドリッパーに入れて、4時間から8時間冷蔵庫の中に入れておくと、ギリシャヨーグルトの出来上がり。

ドリッパーに残ったヨーグルトを、濾し紙から外して、モトのヨーグルトの容器に、もどして保存。
そのまま食べちゃってもいいけれど、ちょっと量が多いかも・・・(150gくらいできます)。

こんなに、簡単に作れるとは・・・。
しかも、市販のものより、安くできるし。

そのまま食べても美味しいし、はちみつやジャムなどの甘味を添えて食べるのも良いし、今の時期なら、桃や葡萄、キウイなどフルーツ類と一緒に食べると、豪華なデザートと化する(毎月、観月会をする和食店のメニューに夏場などは、マスカットとマスカポーネチーズの先附けなどが供されるが、似た味わい)。
御酒を飲むときにも良さそうだし、食後のデザートでも使える。

バターの代りにもなるし、パンケーキなどに添えたり、トーストにぬったりしても。
バターはカロリーオーバーで、油分を抑えたいダイエット中にもよいかもしれない。

水切して、溜った水は、ホエイ(乳清)といい、これも、捨てないで、利用できる。
牛乳で割って、甘み(私は、メープルシロップを少し入れます)を加えれば、自家製カルピスの出来上がり。
牛乳が、あっさり爽やかな風味になって、ちょっと・・・牛乳は、重くてヤダな・・・なんてことなく飲める。
ジュースなどに混ぜてもよいかもしれない。

もっとも・・・。
お勤めをしていたり、家事などで忙しい方には、面倒かも。

つくづく、料理とは、時間なのだな・・・と思う次第。