夜等は、だいぶ涼しい。
25℃を越えなければ、夏の夜は、しのぎよい。
昨夜からペルセウス流星群極大ということだったけれど、我が居住地は、雲がかかり、観測出来ない状態だった。
夜中、何度も、ヴェランダに出てみるも・・・。
何だか、明るい夏の宵。
家人が桃を買ってきた。
生桃の仄かに甘い良い香りは、夏の幸せだ(それに反して、香水やガム、キャンディーなどの『ピーチの香り』は、気持ちが悪くなる。甘すぎて、強すぎて)。
桃は、包丁で、するすると薄く皮を剥く。
芳醇な香りと豊かな果汁。
桃の美味しさは、その上品な甘さと果肉の柔らかさ、滑らかさ。
もうひとつ。
適度に冷えていることも夏に食べる桃の条件だろう。
勤めに出ていた頃は、帰宅は、早くても17時半から18時くらい。
食糧品など買い求めているともっと遅くなる。
桃など買って、その日に食べようと思ったら、やはり2時間は、冷やしておかないとダメなようで、その日に食べたいと思っても、なかなか適温に冷えてくれない。
ずっと冷蔵庫で冷やしておいて、翌日に食べるしかないけれど、買ったからには、その日の夕餉の後に、楽しみたいと思う。
始終、家の中にいるなら、午前午後の食間に、桃や果実、お菓子の類など、楽しむことができるけれど、勤め人は、そうそう自由に勤務中に、果実など楽しめないから、どうしても、朝、食事の代りに食べるか、夕餉の後に食べる以外、平日に果実を楽しむことは、難しいような気がする。
夕餉のあとに食べたくても、冷えていなかったりすると、美味しさが減る。
そんなこんなで、今は、自宅にいて、自由に果実やお菓子類が食べられるのだけれど、果実やお菓子は、所謂、贅沢品。
多少也とも、お金があったときには、時間がなく、時間ができれば、手許不如意。
それでも、桃の食せる有り難さ。自然の恵みにありがとうと言おう。
なかなか、上手くいかないが、夏の果実は、まだまだ続く。
そろそろ巨峰などもお目えだけれど、ひと房1000円では、ちょっと手がでない。
お盆を過ぎれば、出荷量も多くなるから、値も下がるだろう。
安価なデラウエアで、我慢我慢。
冷たくひやして召し上がれ。