幾分、涼しくなってきたような気がします。
夜は、秋虫達のコンサート。
昼間は、蝉たちが、名残の夏の歌を熱唱中。
一昨日の台風で、あの暴風の中でも、蝉達は、歌うことを止めませんでした。
命への執念なのだろうか・・・と。
タロットカードの13番目は、死神のカードで、大抵は、骸骨が大鎌を持って登場するけれど、ウエイトなどは、白馬の上にいたりします。
周りには、ヒトの切断された首だとか、手足なんかが描かれているものもあったりして。
ヴィジュアル的には、恐ろしいカードで、出てほしくないカードのベストスリーに、入るかもしれません。
所謂、『凶札』
昨日の『落語 死神』のくだりで書いたけれど、こんなタロットカードの死神のようなのが、足元、枕元なんかに見えたら怖いだろうな・・・。
落語の死神は、一応、神様の部類なので、ちょっと気さく?な感じもするけれど。
実業家で、大金持ちの斎藤一人さんという方が『鎌もった骸骨は、死神ではありません。妖怪の類です。本当の死神というは、とても美しい。』と言っていました。
一人さんのいう、死神とは、人間が、死に際して、天上?からお迎えに来てくれるのが、死神だそう。
死神が怖いといって、家中、御札だらけにしていたおばあさんがいたそうな。
おばあさんは、死ぬのが怖い。
ある日、おばあさんの家に、ひとりの美しい若者が訪ねてきました。
おばあさんは、自分の家にこの若者を入れてあげました。
若者は、おばあさんに、優しく接してくれました。
おばあさんは、若者に看取られながら、穏やかに死にました・・・。
この若者が、死神だったのです。
死は、恐れるものではないし、新しい旅立ちで、旅立ちのときには、神さまとして訪れるのが死神なのだと。
こういう死神だったらいいかも・・・?
私の個人的なイメージですが、栗原類さんなんかは、死神の役をやったら似合うと思います。
なんとなく、無機質な感じがするし。岡田准一さんとか、稲垣吾郎さんとか・・・さっぱり系の俳優さんが演じるとよいのではないかと思います。
ミュージカル『エリザベート』に出てくる死神トートは、内野聖陽さんが演じたことがあったけれど、今だと、ちょっと、筋肉質すぎるし、ギラギラ感が強すぎかも・・・なんて思う。若い頃は、死神役には、ヨカッタけれど。
『エリザベート』に限ったことではないれど、ヴィジアル的には、小西遼生さん、新納慎也さん、高橋一生さん、田辺誠一さん・・・などが演じたら良さそうだな・・・。
女性の死神というのは、あまり登場しないような気がするけれど、去年だった、一昨年だったか、テレ朝系で『死神くん』と言う番組で、桐谷美鈴さんが演じていました。
他には、市川実日子さんとか。
小林聡美さんとか、片桐はいりさんなんかも、向いてそうな気がします。