風もなく穏やかな週末。
深夜に、菓子を焼いている・・・。
性格にもよるだろうけれども、調理に於いて、私は、1g単位で、計量したりするのが苦手である。
血液型A型のひととか、乙女座のひとなんかは、向いているんじゃなかろうかと思う。
だから、菓子作りには、向かないと思うのだけれど、世の中、ズボラにも出来る菓子も、あまた存在する。
雑に作った方が、美味しいと言われる英国菓子のスコーンとか。
小麦粉・砂糖・ベーキングパウダーを振い、その中に、賽の目にカットしたバターを入れて、スクレッパーで、切りながら混ぜて、玉子、牛乳を入れて、混ぜ合わせて(お好みで、レーズン、胡桃、バナナ、チョコチップなどを加える)、纏めて、冷蔵庫に入れて、1時間くらい冷やした後、型を抜き(私は、面倒なんで、冷蔵庫に入れる前に、ポリ袋に入れて、直径5cmくらいの筒状にまとめて、バターが冷え固まったら、包丁で、切るだけ)、170℃から180℃のオーブンで、30分くらい焼く。
タダ・・・ソレだけなのに・・・・。
何故か、円筒形にならず・・・びろ~~~んと広がったいびつな物体に焼き上がってしまった。
何故だろう・・・?いつもは、きれいに、狼の口・・・といわれる裂け目が、側面にできる正統派?のスコーンになったのに???
考えられるのは、牛乳の量を気持ち多めにしたことと、面倒だったので、余熱無しで、いきなり焼いちまったことと・・・更には、現在使用中のオーブンレンジが、あまりよい仕事をしてくれないためだろうか・・・。
(私は、材料が残るのがイヤで、自分で勝手に、分量を変えるし、レシピの分量では、多すぎるから、半量にしてみたりすると、計算を間違ってしまう・・・2で割るだけだよ???算数苦手だから・・・とヘコまず)
つらつら・・・考えるが、出来上がったものは、形、見た目は、良くない(・・・っつ~より、悪い)けれど、味は、極上でありました・・・自分で食べるんだから、まあいいか・・・。
やはり、計量がモノを言う製菓作り。
レシピも作る人の数程、あるようで。
バターや玉子、牛乳にアレルギーがあったり、ダイエット中だったり、マクロビ実践中だったり、諸般のご事情から、生まれた、似て非なる菓子類・・・分量も様々で・・・出来上がりの御写真を拝見すると、
『コレで、コレを名乗っちゃっていいのか?』
みたいなモノもあったりで・・・。
・・・だから、私のスコーンもどきは、材料は、フツーのソレだし。
ちょっと、形が悪いだけよ・・・でも、通ってしまうようで。
まあ、英国菓子だから、コレでいいのだろうし、フランス菓子とかになると、超難関ね。
最初から無理・・・ってか・・・?
それにつけても、つくづく悔やまれるのは、初等教育のツマヅキであろう・・・。