鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

初冬の街から~フレンチ・ランチにみた特権階級とキャッシュ・フロー???

2017-11-14 21:33:54 | 社会・経済

午前中は、薄日も差して、暖かかったものの午後から、冷たい雨。

銀杏並木が黄色く色づいて、初冬の訪れを感じさせる冬の雨でした。


本日は、お昼前から、市内で、相方とランチ。

『暫く、ランチって行ってないから、ランチでもしましょうかね?』

・・・ということで、市内の南部にある国道と並走する県道沿いの古民家レストランで、フレンチ・ランチ。

『フレンチは、久々だよね~~~。市内でも有名店なんだよね~~~ここ。市内南部ってあまり来ないよね。この前は、8月頃、笠間で、フレンチ・ランチで、3カ月ぶりだね~~~。』

昭和の古民家をフレンチレストランに改装したお店で、13時近くの来店で、座席の9割が埋まっていました。

平日の昼下がりの時間帯に、フレンチレストランで、ランチのできる客層は、決まっています。
この地域で、ビジネス・ランチってのは、あまりないだろうし。

お客さんの9割が、女性・・・主婦層でしょうね。
残り1割の部類に入るのが、相方と私と、別の席にいらっしゃる男性(ようするに男性客は、2名だったわけで)。


市内有名店だけあって、お料理の水準は、高いです。

そして、有名店?だけあって、お料理とお料理の間が、長い・・・です。

店内には、静かなJAZZが流れて、雰囲気もいいので、料理の待ち時間はあまり気になりませんが、メインの前にパンが供されてから、メインの登場迄、15分以上・・・。

暖かだったパンも、次第に冷たくなっていく・・・。

私どもの住む県は、料理の味付け・・・特に、塩味が濃い事でも有名ですが、このくらいの濃さにしないとお客さんが来ないのかも・・・???

それでも、食後に咽喉が乾く・・・ということもなくて、そのあたりの塩梅は、流石です。

前菜・キッシュ、あつあつのクリーム・スープ、メインのお魚料理(相方は、お肉料理)、デザート、コーヒーで、2000円と2500円のコースをオーダーしました。

それにつけても・・・。

羨ましいのは、平日の昼下がりにゆっくりと2時間かけて、このコースを楽しむことのできる奥様方です。

こういうことで、社会貢献なさっているんですわ。

お金が流通しますもんね(・・・たぶん、御主人の働きが大きく、奥様は、消費専門?)。
(反論は、あるかと思います。ワタクシ達だって、パートしてますのよ?扶養の範囲で・・・とか・・・)

しかし・・・。
そうなのです。

そして、更に、御主人さまは、奥様方よりも早死にして遺族年金なるものを残し、そしてまた、贅沢なランチを楽しむという・・・別次元のパラダイスを見た思いです。

パラダイスの連鎖でございます。

私にはエンのない話だけどさ・・・。

羨ましい・・・或る意味、特権?階級の世界を垣間見た午後でした。