午前中は、薄日も差して、暖かかったものの午後から、冷たい雨。
銀杏並木が黄色く色づいて、初冬の訪れを感じさせる冬の雨でした。
本日は、お昼前から、市内で、相方とランチ。
『暫く、ランチって行ってないから、ランチでもしましょうかね?』
・・・ということで、市内の南部にある国道と並走する県道沿いの古民家レストランで、フレンチ・ランチ。
『フレンチは、久々だよね~~~。市内でも有名店なんだよね~~~ここ。市内南部ってあまり来ないよね。この前は、8月頃、笠間で、フレンチ・ランチで、3カ月ぶりだね~~~。』
昭和の古民家をフレンチレストランに改装したお店で、13時近くの来店で、座席の9割が埋まっていました。
平日の昼下がりの時間帯に、フレンチレストランで、ランチのできる客層は、決まっています。
この地域で、ビジネス・ランチってのは、あまりないだろうし。
お客さんの9割が、女性・・・主婦層でしょうね。
残り1割の部類に入るのが、相方と私と、別の席にいらっしゃる男性(ようするに男性客は、2名だったわけで)。
市内有名店だけあって、お料理の水準は、高いです。
そして、有名店?だけあって、お料理とお料理の間が、長い・・・です。
店内には、静かなJAZZが流れて、雰囲気もいいので、料理の待ち時間はあまり気になりませんが、メインの前にパンが供されてから、メインの登場迄、15分以上・・・。
暖かだったパンも、次第に冷たくなっていく・・・。
私どもの住む県は、料理の味付け・・・特に、塩味が濃い事でも有名ですが、このくらいの濃さにしないとお客さんが来ないのかも・・・???
それでも、食後に咽喉が乾く・・・ということもなくて、そのあたりの塩梅は、流石です。
前菜・キッシュ、あつあつのクリーム・スープ、メインのお魚料理(相方は、お肉料理)、デザート、コーヒーで、2000円と2500円のコースをオーダーしました。
それにつけても・・・。
羨ましいのは、平日の昼下がりにゆっくりと2時間かけて、このコースを楽しむことのできる奥様方です。
こういうことで、社会貢献なさっているんですわ。
お金が流通しますもんね(・・・たぶん、御主人の働きが大きく、奥様は、消費専門?)。
(反論は、あるかと思います。ワタクシ達だって、パートしてますのよ?扶養の範囲で・・・とか・・・)
しかし・・・。
そうなのです。
そして、更に、御主人さまは、奥様方よりも早死にして遺族年金なるものを残し、そしてまた、贅沢なランチを楽しむという・・・別次元のパラダイスを見た思いです。
パラダイスの連鎖でございます。
私にはエンのない話だけどさ・・・。
羨ましい・・・或る意味、特権?階級の世界を垣間見た午後でした。