鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

映画:ラストレシピ~麒麟の舌の記憶

2017-11-09 03:15:05 | 演劇・映画
 
一昨日(7日)は、夕刻より、隣市シネマ・コンプレックスへ『ラストレシピ~麒麟の舌の記憶』を鑑賞に。

レヴューを見ると・・・。
大コケだそうです???


味に妥協が出来ず、従業員や周囲のひとを信用できず、そのため、自分の店を潰し、借金数千万円を抱えた料理人・佐々木(二宮和也さん)は、借金返済のため、第二次世界大戦前の満州で、作られたという幻のレシピ『大日本帝国食菜全席』を、探し再現するという依頼を受けた。

そのレシピを作ったのは、天皇の料理番・山形直太郎(西島秀俊さん)。

山形を追っていく佐々木は、レシピの行方と真実を知る事になるが・・・。

関わった人々を悉く不幸にしていくようなレシピの成立ち。


様々に張り巡らせた伏線が、途中で、解ってしまう構成には、ちょっとガッカリ。
やっぱそうだよね。それっきゃないよね・・・みたいな・・・カンジで・・・。

チャーハンやオムライス、カツサンド・・・昭和の洋食は、美味しそう。

でも、大日本帝国食菜全席は・・・あまり美味しそうに見えなかったのね。

伊勢海老、キャビア・・・などなど、高級食材をコレでもか・・・ってくらい使っているようなんだけれど(馴染がないから???)。

試作品を食す偉い軍人さんの食べ方が、何となく、食べなれていないというか・・・。
あまり、綺麗な食べ方ではないような・・・。そういう演出なのかなぁ?



最初は、病院?で、オムライスを作るシーンが、最初の調理場面なのだけれど、タマゴを先にフライパンに流し込んじゃってから、玉葱やハムを切ったりしていたら、タマゴが焼けすぎちゃうんじゃないだろうか・・・などと。
些細なことが気にかかる・・・そりゃ、映像の関係なんだろうけどさ・・・。
一番最初は、八丁味噌入りデミグラスソース?から入ると思うんだよね?
で、玉葱刻んで、ハム刻んで・・・ご飯炒めて・・・それから、タマゴだよなぁ・・・???
などと、どうでもいいことを・・・。

この映画を見る前に、主演の二宮さんが、ご病気?(真偽のほどは知らないけど)なんて、Youtubeで、そんな動画があったみたいだけれど、そのせいかどうか・・・それとも、もともとそういう演技なのかわからないけれど、なんとなく、生彩がなかったような気がしたりして(違うか・・・)。

宮崎あおいさんのレトロなお洋服は、可愛かったな。

それにつけても・・・。
なんのかんの・・・と言っても、私は、料理が出てくる映画は好きです。