曇りがちの夏日続く。
午後から、風が立ち始め、徐々に強くなって、夕刻頃ピークとなり、日が沈むと終息するようなそんなパターンの日が続いています。
いづれにせよ、風爽やかな5月には、違いないようで。
先週から、咲き始めた針槐(ハリエンジュ・ニセアカシア)の花が、散り終わりました。
何度か、写真を撮ろうと思っていたのですが、今年も撮影できなかったのは、相変わらずのぐうたら暮らしで、殆ど、外出しなかったりするからです。
自宅入り口付近と道路を挟んだお隣の敷地の横に、大きな針槐の木が数本あったのですが、今年、伐採されてしまいました。
土地の所有者が、更地にして売却したようでした。
花の時期に、自宅へ戻るときに、見える姿は、安堵感がありましたので、少々残念に思います。
居室裏の雑木林の中にも、針槐の花があることを最近知りました。
いつもの如く、鳥見などしていると、白い花房から、ポトリ、ポトリと落ちていくのがわかります。
野鳥達が、針槐の花の蜜を食べにきたりしているようで、なかなかの人気スポット?のようでした。
北アメリカ産の針槐ですが、百数十年の間に、繁殖したようで、なかなか屈強な樹木のようです。
市販されているアカシアの蜂蜜は、この針槐の蜜だそうですが、現在売られているのは、大部分が、中国産の針槐の蜜のようです。
日本産のアカシア蜂蜜はあまりみかけなくなりました。
昔は、蜂蜜といえば、アカシアか、蓮華でしたが。
蓮華の花の蜜に至っては、高値になりましたね。
蓮華畑の淘汰とか、蜂の種類、農薬の関係でしょうか。
蜂蜜の中では、一番、美味しいように思います。
針槐の花が、終わると、いよいよ夏めいてきます。