鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

立秋を過ぎて野分の落とし物②/怪談なのかも???

2021-08-10 22:24:26 | Weblog

今年の夏には、珍しく、朝から快晴。

猛暑日で、最高気温38℃

午前8時には、既に30℃を越えて、台風9号から変わった温帯低気圧の名残りに、時々、強風が吹いて、庭に、双子のドングリを落としていった。

まだ青く小さなどんぐり。

強い夏の光の中で、風に煽られて落ちてきた。

 

夕刻に、初盆用のお返しの品を取りに、駅東の〇越迄。

仏壇にお供え用に、干菓子など買った。

ここの三〇の駐車場は、とにかくパークしづらくて、お客さんも次々と来るのに、店舗前には、5台しかない。

いつもは、道を挟んだ駐車場にパークするけれど、今日は、荷物が多いので、店舗前に留めようとしたけれど、なんだかうまくいかなくて、何度も、何度も、ハンドルを切り返して難儀した。

店員さんとか、周囲のひとの視線とか・・・。

ヘタなのは、わかっているんだけれど。

やっとこ駐車できたのであった・・・(やれやれ)。

 

〇越を出て、郵便局へ荷物受取。

そのあと、昔の会社の友達に、母の飲み残しの漢方薬を渡して、家に戻った。

 

近所のデリカテッセンで、6種類のオカズパレットを買ったので、お米を研いでいると、ラジオの音。

何処から、聞こえてくるんだろうか???

暫くしても、聞こえてくるので、音のする場所が、仏間だった。

仏間には、生前の母が使っていて、壊れたり、電池切れのトランジスタ・ラジオが、3台程、まとめて置いてある。

その中の一台が、触ってもいないのに、鳴りだしたのだった。

母の霊でも、戻ってきたのだとしたら、随分と気の早いことよ。お盆には、まだ数日あるがな・・・と思った。

何か言いたいのかな?と思ったけれど、わからないし・・・。

 

音のする一台を、キッチンに持ってきて、スイッチを切った。

母が、生きていれば、何かの予感というか・・・そんなふうに受け取ったかもしれないけれど、母が、来てくれたのならば、怖くないし、幽霊でも、なんでも、いろいろと言ってやりたい事もあったりするので。

帰ってくるもなにも、まだこの家に居るのかもしれないし、もし居るのだったら、聞きたいことが、山ほどあるのに・・・と思う。

 

怪談と言うほどではない。

母の御霊なら、どうせヘナチョコに決まっている。