今年の夏には、珍しく、朝から快晴。
猛暑日で、最高気温38℃
午前8時には、既に30℃を越えて、台風9号から変わった温帯低気圧の名残りに、時々、強風が吹いて、庭に、双子のドングリを落としていった。
まだ青く小さなどんぐり。
強い夏の光の中で、風に煽られて落ちてきた。
夕刻に、初盆用のお返しの品を取りに、駅東の〇越迄。
仏壇にお供え用に、干菓子など買った。
ここの三〇の駐車場は、とにかくパークしづらくて、お客さんも次々と来るのに、店舗前には、5台しかない。
いつもは、道を挟んだ駐車場にパークするけれど、今日は、荷物が多いので、店舗前に留めようとしたけれど、なんだかうまくいかなくて、何度も、何度も、ハンドルを切り返して難儀した。
店員さんとか、周囲のひとの視線とか・・・。
ヘタなのは、わかっているんだけれど。
やっとこ駐車できたのであった・・・(やれやれ)。
〇越を出て、郵便局へ荷物受取。
そのあと、昔の会社の友達に、母の飲み残しの漢方薬を渡して、家に戻った。
近所のデリカテッセンで、6種類のオカズパレットを買ったので、お米を研いでいると、ラジオの音。
何処から、聞こえてくるんだろうか???
暫くしても、聞こえてくるので、音のする場所が、仏間だった。
仏間には、生前の母が使っていて、壊れたり、電池切れのトランジスタ・ラジオが、3台程、まとめて置いてある。
その中の一台が、触ってもいないのに、鳴りだしたのだった。
母の霊でも、戻ってきたのだとしたら、随分と気の早いことよ。お盆には、まだ数日あるがな・・・と思った。
何か言いたいのかな?と思ったけれど、わからないし・・・。
音のする一台を、キッチンに持ってきて、スイッチを切った。
母が、生きていれば、何かの予感というか・・・そんなふうに受け取ったかもしれないけれど、母が、来てくれたのならば、怖くないし、幽霊でも、なんでも、いろいろと言ってやりたい事もあったりするので。
帰ってくるもなにも、まだこの家に居るのかもしれないし、もし居るのだったら、聞きたいことが、山ほどあるのに・・・と思う。
怪談と言うほどではない。
母の御霊なら、どうせヘナチョコに決まっている。