曇りがち。
昨日、一昨日の猛暑一段落・・・と言った感じだけれど、蒸し暑さは、変わらず。
去年だったか、母の弟(私の叔父)の奥さん(つまり叔母)が、認知症を発症した・・・というハナシをそれとなく聞いていて、同じ内容の手紙が、何通も届く・・・とか、そんな感じだったのだけれど、今年の春に母が、急逝して、叔母も葬儀に参列してくれた。
外見は、普通なのだけれど。
一度、話が始まると、同じことを何度も繰り返すので、認知症だと聴いていなくても、たぶん、その異常さは、わかってくると思う。
葬儀のあとの四十九日、初盆の法要などの件で、叔父の家に電話をすると、叔母が電話に出る。
認知症とも思えないくらいきちんとした対応なのだけれど、この叔母は、昔から、一方的に話をするので、特に電話がかかってきて、母が対応すると、電話終了迄に、聞き役一方となっていた・・・母の耳が、まだ少しだけ聞こえていたときのことではあったが・・・。
認知症の症状は、ヒトによって違うのだろうけれど、ヒトの話を聞かず、一方的に、話をする・・・という叔母の場合は、その一方的さに、磨き?がかかり、こちらの要件を伝えられない。
会話が、キャッチボールにならず、一方通行って点では、以前と変わりないのだけれど。
そう言えば・・・。
叔母の姉弟は、4人居て、その全員が、認知症で、叔母以外は、介護施設にお世話になっている・・・と聞いた。
私の母と、叔父である弟は、幸いにも、認知症ではない(たぶん、叔父もボケないだろうと思っている)。
生活習慣、食事、性格・・・なにが、要因なんだろう?
認知症は、罹った(罹るでいいんだろうか?)本人は、わからないだろうから、ソレ程でもなけれど、周囲のひとが、大変だわな・・・と思ったりする。
私の母は、幸い?(なのかどうかは、わからないけれど)自分の記憶をなくすことなく、逝ったけれど、案外、ボケてしまったほうが、幸せかも・・・と思うことがある。
それは、異常に、自分の死と、身体の不調を恐れていたことで、自分で、自分が、わからなくなれば、日々、それらの恐怖から解放されたことだろうし、日々、もっと心穏やかに生活できたかもしれない。
友人の母親にも、認知症になったひとがいるけれど、女性の場合、専業主婦という職業(職業ではないのかな?)にひとって、案外、認知症が多いような気がしている。
それ程、サンプルがあるわけじゃないけれど。
私の母は、就職して、離職してから、10年以内のブランクがあったけれど、定年の60歳迄、公務員を務めた。
母の年齢の女性にしては、あまり数がいないような気がする(私が子供のころ、学校から帰ると友達のおかあさんは、大抵家にいるひとが多くて、お母さんが、勤めに出ているひとって殆どいなかったし)。
そんなことも、認知症に関係あるのかもしれないが、それじゃあ、男性の認知症って、どうなんだ?ってハナシになるか・・・。