8月の始まり。
葉月。
母の新盆を控え、お寺へご挨拶。
夏は、仏壇に活ける生花が、すぐに枯れてしまうけれど、先週買った竜胆は、まだ萎れることもなく・・・。
竜胆・・・またの名を疫病草(えやみぐさ)。
疫病の草・・・と書くので、何やら、毒でもあるんかいな?と思ったけれど、根に薬効があるようで、そういえば、漢方薬の『竜胆瀉肝湯(りゅうたんしゃかんとう)』なんてのは、モロに、リンドウの事なんだろうし・・・。
母が、足の痛み止めに飲んでいた『疎経活血湯(そけいかっけつとう)』なんかにも、竜胆が配合されているようだ。
色も紫色で、薬草に紫色の花を持つものって、多いような気がする。
夏草・・・というか、もう秋草なのかな・・・桔梗も、根に薬効があって、咽喉の不調に効くようだ。
疫病草って、例の流行病に効かないかな・・・???