久々に朝から晴れて、気温35度越えの猛暑日。
今年の8月は、上旬が猛暑と雷雨、盆中が冷夏・・・と極端だったけれど、去年のように、38度を超える日とか、36度の体温越えの日が、ずっと続くということもなくて、もったり曇っていて、蒸し暑い・・・というか。
猛暑日にやることは、決まっている。
洗濯だ。
今年の夏は、午後になると雨、雷雨だから、早朝から、やるに限る。
夏用の薄い掛け羽毛ふとん(春夏用だけれど、私は、1年中使っている)、しじら織りの敷パット、バスタオルなど大物から。
そして、本日は、我が自治体の月に一度の紙(ダンボール)・布類などの家庭ゴミの収集日なのだった。
母の葬儀、四十九日などで、母の衣類など、だいぶ処分したのだけれど、箪笥4棹に、まだ手を付けていない衣類が残っているのだった。
それを一昨日、一棹分、分別して、処分した。
母は、着道楽で、衣装持ちだった。
高額なものを買う訳ではなかったけれど、買い物に出た折、気に入った服があれば、迷うことなく?買っていて、捨てることをしなかったので、タンスの肥やしが増える一方だった。
流石に、ここ数年で、着られないものは、少し処分したようだったけれど。
そして、ここ数年は、脚が悪くなり、自分自身で、買い物には、出られなくなった(それでも、去年の夏くらい迄は、1km、2km離れているドラッグストアに、薬や食料、日用品などを、自分自身の脚で、歩いて買いにいっていたりもした)。
ドラッグストアに、生活必需品は、買いにいくけれど、流石に、服飾には、興味がなくなったようで、何か欲しい衣類があれば、私が調達した。
某・ユ〇クロのTシャツだとか、綿のトップスだとか・・・。
それでも、私が、買い求めた服を試着して、気に入らなかったものは、箪笥の中に、入れられ、値札のついているものが、多数見つかって、
『ああ。どれも気に入らなかったんだな。』
と分かった。
あのひとは、気に入らないとは、言わないし。
やはり、高額な下着メーカーの着心地く、気に入ったものしか、着なかったし。
市内や県央の個人経営のブティックなどで、購入したものも多いから、既製品とはいえ、生地もよく、仕立てもよかった。購入した服自体、それ程、高額というわけではないけれど、安価ではないだろうと思う。
だから、某・ユニ〇ロとか、シ〇ムラとかの服は、やはり気に入らなかったのかもしれない。
ただ、母も歳を取り、食べこぼしなどが多くなり、手入れもままならなくなって、そのままにして、虫喰ったり、変色したりしたものが殆ど。
勿体ないと思うけれど。
デザインも母が好きそう、母らしい・・・と思う。
自分で、好きな洋服を見つけて、着る・・・と言うことに関しては、ずいぶん楽しんだのだろう。
そんな母の居なくなった夏の終わり。
着道楽だった母の服の処分を始めた・・・。