宵から、本降りの雨。
如月雨。
気温が高いので、雪にならずに済みそう。
春を呼ぶ雨になるとよいのですが・・・。
庭の紅梅の枝を剪ったときに、数輪の蕾を枝から落として、小さなココットに水を張り、浸けておいたら、花が開きました。
大根とか、人参のヘタの部分を水に浸けて置いたりすると、葉や茎が伸びたりして、まだ生きているんだな・・・植物は、逞しいなぁ。
生きられるだけ、生きる・・・というか。
そんなふうに設計された遺伝子を持っているのでしょう。
まじまじを紅梅の花をみたことはなかったのですが、一重の花びらの白梅と違って、紅梅は、八重咲なんだなぁ・・・と改めて知ったり。
紅梅にも一重咲のもの、白梅にも八重咲のものがあるのかどうか・・・。
いろいろな品種もあるようで。
冬は、屋外の花が少なくて、寂しいけれど、寒さの中、春の斬り込み隊長(花を形容するには、無粋だけれど)のように、凛として咲く梅は、美しいねぇ・・・と思うものの・・・
母の仏壇に供えてよいものかどうか・・・少し迷いがあるのです。
母は、幼い頃、実母を亡くし、継母に育てられましたが、よくある継子イジメ・・・というか、かなり厳しいヒトだったらしく、よい継母だとは思っておらず、その継母の名が、『ウメ』さんという・・・私は、婆さんになったウメさんしか知らないのだけれども、若い頃のウメさんは、写真を見る限りでは、美人さんだったように思います。
まあ、いじわるそうな?美人かな・・・いやいや、普通の美人だったと。
そのウメさんも、晩年は、難病のパーキンソン病で、都内の病院で、亡くなったのは、私の父が死んだ年を同じ。
ウメさんが亡くなって、1カ月経たないうちに、父も亡くなりました。
もう33年になるのか・・・と思います・・・。