光は、完全に春。
されども、まだ冷たい真冬の強い風。
お雛祭り迄、あと少し。
去年、母が亡くなったのは、お雛祭りの終わったあとでした。
母の遺したガラクタの中から、母が、数年前(たぶん3年以上は経っていると思うのですが)に、通っていた老人のための手芸?教室で、作成したと思われる玉子雛が出てきました。
・・・捨ててしまおうか、どうしようかと思っていたら、あっという間に一周忌まじかとなってしまいました。
紅梅も花開いたので、玄関に飾っています。
顔が上手く書けなかった・・・と母が申しておりました。
ちょっと『マ』が抜けて、ひょうきんな感じもしますが・・・。
階下に降りるたびに、この玉子のお雛様をみるたび、在りし日の母の笑顔を思い出したり致します。