月が替わって2日目。
弥生。
暦に合わせて、春の訪れ・・・。
昨日(3月1日)。
午後から、相方と映画に行く約束をしていたので、県央に出向く前に、朝食とランチを兼ねて、地元の珈琲チェーン店で、バニラスフレを食することに。
この珈琲店は、母と訪れたこともあるし、去年、書換た運転免許証を受取りに行ったときに、スフレパンケーキを食べました。
去年、訪れたときと同じ席に座り、スフレと珈琲をオーダーし、正午1時間前、ランチタイムには、少し早い時間に、珈琲を飲みながら、ゆっくり過ごしました。
珈琲がとても美味しくて。
バニラスフレは、ちょっと甘すぎ(スフレだから、小麦粉などの使用量は、少ない)だし、午後から映画を見ている間に、おナカが空きそう・・・。
それでも、この正午に近い時間帯に、珈琲の香りに包まれて、静かな時間を過ごせたことが、なんだかとっても嬉しくて。
去年、ここで飲んだ珈琲は、あまり美味しく感じませんでした。
でも、昨日は、美味しかった。
好みのブレンドだったのかも(味的には、未だによくわかりません)。
小学生のときの文化祭で、初めて珈琲(たぶんインスタントだと思うけれど)を飲みました。
ショートケーキと一緒に。そのときの珈琲は、とても美味しかった記憶があります。
家にもお歳暮で貰った珈琲があったことは、あるけれど、珈琲など飲まない家だったので。
ソレ以来、自分から進んで、珈琲を飲もうと思ったことはないけれど。
ここ数年来、朝は、珈琲をいれるようになり、母にも供したら、母も美味しいと言って、飲むようになりました。
歩くことが目的の散歩中に、(たぶん)町内では、一番古い半世紀くらいは、経っているであろう珈琲店に立ち寄って、珈琲とサンドイッチを食べて帰ってきて、とても美味しかったと嬉しそうに言っていたこともあって、去年、母の弔問に来てくださったかつての同僚の方も、あの珈琲店で、一緒に、御茶ができて楽しかったと話してくれました。
母は、高齢者のサークルで、知り合った人たちも、誘って、その珈琲店に行っていたようでした。
新型コロナ肺炎の蔓延で、御茶に行く約束が果たせなくてごめんなさい・・・という葉書が来ていました。
きっとあの古い珈琲店にお誘いするつもりだっただろう・・・と思いました。
私も、家で、ダラダラしていないで、母と一緒に歩いて、珈琲でも飲みに行けばよかったかも・・・と今更ながら思うのです。
昨日、古い珈琲店ではなくて、全国展開のチェーン店でしたが、ひとりで、珈琲を飲む時間が、至福に感じました。
本当に、私のテーブルだけ、時間が止まってしまったような・・・そして、一杯の珈琲カップの中に、私の過去と未来が、混在しているかのような・・・或いは、別の次元?は、珈琲カップの中に存在しているのかも・・・???と訳の分からない・・・そんな錯覚に陥ってしまいました。