鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

小傷を負う。

2017-10-18 20:11:50 | Weblog
 
朝など、気温10℃を割込む。
日中は、穏やかで、爽やかな秋晴れ。

明日から、再び、雨の日が続く・・・と天気予報。

週末週明けは、台風の襲来だとか・・・。


昨日、夕餉の支度が済んで、調理器具を洗っていたら、新しく購入したスライサー付きのおろし金のスライサーの部分で、右薬指を切ってしまった。

傷は、1cmに満たないのだけれど、かなり深く切ったようで、けっこうな流血?となった。

ティッシュ・ペーパーで、押さえても、押さえても、血が出てくるところをみると、毛細血管の中でも、多少、太目の?血管を傷つけたのかもしれないな・・・などと思いながら、エタノール消毒液で、傷口を洗い、液体絆創膏・サカムケアで、固めた。

しかし・・・出血が、思いのほか、多くて、全然、固まらない。

失敗した・・・と思った。

液体絆創膏を排除したいと思っても、乾かないと剥がれないのだった・・・。
なんとか、固まるのを待って、はがしてみたところ、折角、凝固しかけた血液も、一緒に剥がすハメになり、再びの流血。

・・・薬指なれど、右手が、使えん・・・ので不自由である(・・・人差し指でなくて、改めて、ヨカッタと思う)。
液体絆創膏を剥したあと、再び、エタノールで、洗い、薬局で買い物をしたときにもらった携帯用ティッシュ・ペーパーと一緒に入っていた救急絆創膏(傷口保護粘着テープ)を張ってみることに。

ここで、救急絆創膏の正式名称ってなんだ・・・???と思ったのだけれど、バンドエイド、カットバン、サビオなどは、商品名で、それぞれの製造元で、名称が違うらしい。
・・・なので、オマケにもらった絆創膏なので、製造元がわからないから、救急絆創膏と記しておくことにする。

さて。

手許にあった救急絆創膏は、5枚。

顔を洗ったり、御手水を使ったりして、水を使うたびに貼りかえていて、すぐになくなったので、本日、家人の所要のため、市内数カ所を巡りて、そのついでに、商品名『バンドエイド』を購入した。

パッケージには、『洗ってもはがれにくい、曲げてもフィット、バンドエイド史上最高のつけごこち』とある。
まあ、たしかに、オマケで貰った救急絆創膏のテープの部分とは、かなり違うようだ。
素材がゴムのようだ。

12時間後は、まだ幾分、血がとまらなかったのだけれど、24時間を経過した今は、完全に止血した。

商品名・バンドエイドを何回か貼り替え、貼り替えのたび、エタノールで、洗っているが、メインの傷の他に、更に、小さな傷もあった。
2カ所からの出血だったのか・・・。

明日は、液体絆創膏でも、大丈夫だろうと思う。
睡眠は、何より大事。

小傷だが、栄養を取って、良く眠ろう。


ドラマ:黒革の手帖

2017-10-17 08:02:04 | TV・ドラマ

秋を通り越して・・・もう冬???


夏ドラマも、先月で、最終回を迎え、録りダメしておいたテレビ朝日の『黒革の手帖』など見た。
何だか面白くて、3か月8回分を、1日で、見てしまった。

武井咲さんというあまり表情の無いような女優さんが、派遣の横領銀行員を演じていた。
綺麗な女優さんで、(コレは、インターネットでの評判通り)着物姿が、美しい。
着物自体もよかったが、流石に、山羊座の女優さんだけあるな・・・?と別にどうでもいいことを考えながらみていた。

やぎ座の女は、古風で、和服が似合う・・・なんて、いい加減?な褒め言葉が、書いてあったことなど思い出したが、武井咲に関しては、当たっているな・・・と思う。

かつては、いろいろな女優さんが、演じた役柄でもあるし、近い所では、米倉涼子さんとか・・・どちらかと言えば、ヤンキー風のボディコンシャス系(←こういう言葉は、今時は、使わないのかもしれないし、既に死語かも?)の女優さんに向いた役柄かもしれない。
間違っても、綾瀬はるかさんには、オフォーが来ない役?だろうなぁ・・・とか。
武井咲さんもあの役には、向いてなさそう・・・と最初は、思った。

滋賀銀行横領事件をモデルに、松本清張さんが、執筆した作品で、発表当時の銀座も、今とは、やはり違ってきているのではないか・・・と思う。

そう・・・。今の銀行は、派遣のオバさんが、窓口にいる・・・。みんな派遣かパート。

・・・で、コネ入社の正社員は、バカばっかり・・・なんてのは、ものすごく設定として正しい。

バカ社員のSNSでの情報流出の責任転嫁のため、銀行派遣を切られた原口元子の復讐と野望。
銀座で、一番になる野望を叶えるために、利用できるものは、全て利用し、のし上がっていく。
或る意味、正しい姿だ。

銀行の村井次長さんを演じる(滝藤賢一さんは、気持ちが悪い程だったなぁ・・・。
架空口座の所得隠しをやっておきながら、自分のことは、棚上げにする厭らしさ。

捨てられても、未練を断ち切れない美容整形医院の看護師・中岡市子役の高畑敦子さん。
400円の雲丹のお鮨を清水の舞台から飛び降りるつもりで、お誕生日だからと言って、食べていた質素で、控えめな派遣仲間の波子(仲里依紗さん)の豹変ぶり。
政財界の大物・長谷川会長(伊東四郎さん)の狡猾さ。

どう演じても悪者にみえない?江口洋介さん(国会議員の安島役)だけが、元子の味方なのね。

安島の婚約者の江口のりこさんのあの不気味さ・・・。

元子に踏み台にされた者たちとの壮絶な戦いの末・・・。
ああ・・・こういう結末なのね・・・という・・・不思議と武井咲さんにあっているような???


死蔵品の崩壊

2017-10-15 08:32:22 | Weblog
 
随分と暗い・・・日曜日の朝で・・・。
どんよりと曇りがちで、雨も落ちてきそうな・・・?っていうか、もう雨が降り始めたのかもしれない。

冬の訪れをマジかに感じるような・・・少し寒いし・・・。



先週の水曜日(11日)。

季節的に、そろそろブーツでもいいか・・・と思い、(少なくとも5年以上昔に購入して、押し入れの中にしまい込まれていた)ブーツを出して、履いてみた。

死蔵品の復活である。

それ程、高価ではないが、それ程安価でもない・・・というのは、私の金銭感覚で、世間の一般の感覚では、まあ・・・安価なんだろうと思う。

非常に履き易くて、足が痛くならないので、今年の冬は、コレでいいや・・・と悦に入っていた。

県央の文化会館周辺を歩いてみたり、映画館併設のショッピングモール内も歩いてみたりして、スマートフォンの当日の歩数計は、3.8kmを刻んでいた。

うんうん・・・なかなか、歩きよいぞ・・・このブーツ。

何故に、死蔵品だったのかしら・・・。

思えば・・・まだ、僅かばかり、オカネがあった頃。
何を血迷ったのか・・・同じシーズンに、3足もブーツを買ってしまったのだった。

そんなにブーツを買っても、通勤くらいしか履きもせず、事務所内では、サンダル履きだったし・・・(もっとも、冬場は寒いから、ショートブーツだったときもあったりしたけど・・・)。

そんな訳で、2足は、所謂デッドストック・・・死蔵品と相成って、現在に至っていた・・・そして、復活の日。

映画館で、気が付いた。

履き始めて、2時間少し。表面の合皮が、ズル剥けになっていた・・・。

我が目を疑ったが、わずか2時間、歩行距離3km前後で、卸立てのブーツは、見るも無残な・・・合皮のはがれにより、10年は、履いたような形状に変化していたのだった。

この変化をなんと表現してよいのかわからないけれど、玉手箱をあけたとたん、おじいさんになった浦島太郎の2時間ヴァージョンみたいな???

まだ地面の卸す前のブーツを見ていた家人は、翌朝、このブーツが、玄関に在るのを見て、あまりの無残さ、寝起きで、階下に降りて行ったら、いきなり、

『何かあったのか!』

と問われた。

私の場合は、あり得ぬことだと思うけれど、例えば、喧嘩などの暴力ザタに巻き込まれたとか、あり得ることでは、事故だとか(単純なものでは、側溝に落ちたとか)そんなことを連想したらしい。

『イヤイヤ・・・コレ買ったの5年以上前で、たぶん、合皮が劣化してたんだよね。それで、ちょっと歩いたら、こんな状態で。』

死蔵品復活ならず・・・崩壊・・・。

もっともっと履いてあげればよかったよ。

ごめん・・・。


シネマ歌舞伎:四谷怪談

2017-10-14 09:03:33 | 演劇・映画

昨日13日の金曜日は、お昼少し前から、隣市のシネコンへ、シネマ歌舞伎・四谷怪談を観にいきました。

シネマ歌舞伎新作ということで、上映期間が、3週間といつもの月イチ歌舞伎より少し長め。
それでも、来週週末迄なので、早いとこ見ておこう・・・と思い立ち、本降りの雨の中、映画館へ。

週末、正午の・・・世間的にも、時間の流れが緩い?ような・・・或いは、あわただしいのか・・・幸いにも時間の制約のない我が身は、ゆったり、まったりの時間を楽しむ贅沢感を味わうことができました。

昨日は、ひとり映画となりました。

相方を誘ったのですが、怪談は、嫌いなのです。
去年の牡丹燈籠も断られました・・・ので、ひとり映画です。

いつも相方にやってもらっているムビチケで、座席指定をする発券機の操作が、なかなかに難しく(別の映画館のヤツは、簡単なのに・・・歌舞伎系の映画館のヤツは、なんだかとても複雑?)、特別上映なので、クーポンは使えないだとか・・・

えっ???えっ・・・???なにコレ???みたいな感じで、モタついていると、係員さんが、全部操作してくれました・・・ヒトが並んでいなくてコレ幸いでした!


却説。

閑話休題。

所謂・・・東海道四谷怪談と言う物語に直に接するのは、初めてで、この物語は、実は、忠臣蔵・赤穂浪士の物語のスピンオフ的というか・・・そんな位置づけの作品だったということを改めて知りました。

お岩さんは、赤穂藩関係のひとだったようです。

その流れを知らないと見ていてちょっと、戸惑います・・・間違いなく。分からない。

歌舞伎通のひとなら、解説なしでもOKでしょうが・・・。

やはり、事前に予備知識をいれとかんとダメでしょうかね・・・。
京極(夏彦)本の『嗤う伊右衛門』あたりは、一応、昔読んだのだけれど(映画は見てませんが・・・)。

続編の『覗き小平次』は、小仏小平の息子さんと言う設定でしたが、小仏小平は、このひとだったのね(お岩さんと一緒に殺されちゃうし、有名な戸板返しに出てくる)・・・と後から納得するというテイタラクでした。

何もかも、どこかで、リンクしているという京極作品も改めて、読みなおしたいと思った次第でして。

再び、閑話休題・・・っていうか・・・つまりは、四谷怪談については、あまりにも無知で、よく書けないってことでした。

そうなの・・・なんで、お岩さんの妹のお袖さんが、直助権兵衛の妹なのよ?ってあたりも謎だし(コレは、某知恵袋で調べてみましたが、結局のところ、お袖の来歴が、鶴屋南北の原作にもないってことらしいです)、バレリーナの首藤康之さんが、難病の赤穂浪士役を演ってるあたりも・・・謎?いや・・・首藤さんは、いいのよ。美形だし、雰囲気あるしさ・・・。
でも、あの小汐田又之丞って誰よ???(小仏小平のご主人様ってことは、何となくわかったけど?類推するに、四十七士のひとりですかね?)

・・・と言う訳で、あまりよく理解できなかったですけどね。

歌舞伎の戸板返しもなかったし???

割とツッコミ処の多かった映画でした・・・というより、私が無知なだけでしたが・・・。

それでも楽しい、週末昼ひなかのまったり映画鑑賞・・・。


懐かしい場所

2017-10-13 21:54:15 | Weblog

終日、冷たい秋の雨の週末・・・。

一昨日の映画の上映開始時間が、18時10分だったので、30分前に映画館の駐車場で相方と待合せをしました。

自宅から車だと1時間くらいかかるので、16時半頃自宅を出れば、間に合うのですが、映画館へ至る道は、主要幹線道路で、高速道路でもないにも関わらず、みなさん80キロ前後で、走って行かれます。
三車線の真ん中を、60キロで走る事にしている私などは、追い越されるばかりですが、速度制限のあるトラックさんの後ろで、じっくり?ついていけば、まあ、いいか・・・です。

夜間などは、80キロで走っていても、追い越し車線から、物凄い勢いで、抜かされます。
(あの辺に、オービスがあるけどな・・・?今日は大丈夫かな?)なんて、思いながら。

そんな少し恐怖な一般道ですが、周囲には、工場地帯が、たくさんあって、17時を過ぎると、工場帰りの会社員さん達のラッシュが始まります。

・・・なので、17時には、あの道路を抜けられるように時間調整をします。

そして、一昨日は・・・。
来月中旬、相方の住む市内の教会(・・・といっても、相方の家からでも、車で、30分くらいは、ゆうにかかるのですが・・・つまり、相方は、市内はハズレに住んでいるのです)で、パイプオルガンのコンサートがあるのです。

そのチケットを買う為、教会近くの文化会館のプレイガイドまで、行ってみることにしました。
チケットは市内の2カ所のショッピングモール内のプレイガイドか、やはり市内の老舗楽器店、文化会館での取り扱いしかないのです。
パソコンで予約購入してコンビニエンス・ストアで引き換えるということが出来ないチケットなのでした(ローカルね)。

・・・で、この文化会館には、数十年前?に一度か二度程、資格試験を受けに行ったことがあるのです。

スマートフォンのナビをセットし(私の車には、ナビゲーションシステムが無いので・・・トホホ・・)、出発。
かの市内は、かなり混雑するので、15時に自宅を出ました。

地図で見る限りでは、殆ど、真っすぐ・・・なんですが、スマホ・ナビでは、かなり色々と曲がります。

いつも通る医大とは違う、別の私立医大前など通過します。
構内の木々が色づいています。
ここの雰囲気は、最高なのです。
それを横目で、見ながら、直進します。

只・・・直進・・・あるのみ!

無事、文化会館に到着しましたが・・・何故か、数十年前とは、全く違う様な・・・???気がしました。
(こんな感じじゃなかった・・・ような気がする・・・???)

時間もあるので、ぐるりと一周してみました。かなり距離がありますが・・・。

周辺は、変わっていないようでした。

資格試験を受けにきたとき、食事をとったお店も健在でしたし・・・。
そう言えば、そんな感じだったかも・・・???と、記憶との誤差を調整しながら、懐かしい場所を歩きました。

チケットを購入して帰り道で、今回は、ひとつ手前の入り口から入ったことがわかりました。


昔は、スマホ・ナビもなかったのに、どうして、ひとりで、来られたんだろう・・・と今更ながら、思います。
昔は、路上に案内板が、もっともっと多かったような気がするのですが・・・。

ナビがなければ、何処へも行けなくなりましたね・・・(因みにそのときの資格試験には、落ちたような・・・???資格試験じゃなくて、スクーリングだったのかも?と記憶も遠くなりました)。



映画:エルネスト

2017-10-12 21:21:21 | 演劇・映画

昨日は、夕刻より、相方と映画。

随分とご無沙汰で、1ヶ月ぶりの相方でした。



(↑機動戦士ガンダムの安彦良和氏の筆によるイラスト版エルネスト)


1950年代後半から1960年代にかけての世界は、若者達による『革命』でした。

たった6人ではじめた革命は、キューバ政府に圧勝しました。

フィデル・カストロ、チェ・ゲバラ。

このふたりの30歳にも満たないリーダーにより、キューバの社会は変わりました。

そして、そのあとに続くべく・・・南米・ボリビアの日系2世のフレディ・マエムラ。
チェ・ゲバラ同様、医師を志し、革命を成し遂げたキューバの医大への進学を果たします。


映画は、南米・キューバのハバナの風景を美しく映し出します。

そんな中で、静かに、淡々とした描写で、物語は、進んでいきます。

断片的に、フレディが、『革命』へ向かう出来事が、あまり感情を伴うことなく・・・切り取られていくように。

私が考えているような南米の情熱、暑さ(物理的にも、精神的にも)は、この映画にはありません。

しかし、静かな仄蒼い情熱が、幽かに、滲みだしているかのようです。

そんな医学生のフレディを、淡々とした色彩で、演じるのがオダギリ・ジョーさん。


真面目で、友達もたくさん居て、正義感もあり、勉強も出来る優等生のボリビアの青年が、望んだものは・・・違う意味で、祖国のために、人の為になる道は、他にもあった筈・・・そう思わせてしまうほど。

世界大戦から15年。
もはや、戦後では無くなった60年代の煮えたぎった若者達のエネルギーは、社会を変える『革命』に向かい、 あっという間に世界中へ燃え広がりました。
フランスの5月革命、チェコのプラハの春、ベトナム反戦運動へと・・・テレビの映像が、媒体として、背景にあったのでしょう。

キューバで社会革命を成功させたカストロとゲバラは、一躍、世界の若者のカリスマ的存在になりますが・・・。

フレディの祖国ボリビアでの革命で、ゲバラもフレディも命を落します。

フレディのコード・ネームは、ゲバラと同じ『エルネスト』。

でも、フレディは、チェ・エルネスト・ゲバラになりたかったのではなく、祖国を革命によって変えることでした。
人びとが貧困にあえぐことなく、平等に医療が受けられる社会を目指したのです。

世界の警察、世界の正義だったアメリカは、暴走し、今は、腐り果てました。

戦争ビジネスが、巨利を産むことを、二度の大戦で、知り尽くしたアメリカは、中東、アジア、そして、南米に牙を向けてきたのでしょう。

ゲバラは、利用され、殺害されました。
殺害したのは、アメリカ(CIA)とボリビア政府軍でした。

ふたりのエルネストには、早すぎた死でもありました。



讃岐うどん

2017-10-11 06:30:31 | 食・料理

昨日、一昨日と日中は、25℃を越え、夏日。

あと少しで、30℃超えの真夏日に・・・。



もう終わりかな・・・と思っていたけれど、冷たい素麺が、食べたい気温。

今年の夏はもう終わり、暑さも終わり、冷たい素麺も終わり・・・と言う訳で、素麺を切らしてしまった。

・・・家人は、冬でも、暖かい素麺を食べるので、切らせることは、殆どないのだけれど、残り少なくなったので、先々週、インターネットで、発注をかけていた乾麺類が、まだ届かない・・・。

仕方がないので、乾麺の讃岐うどんを茹でることに。

それにつけても・・・。

讃岐うどんは、腰が強い・・・というか・・・。
30分茹でても、家人が噛みきれる柔らかさには、到達しなかった。

30分茹で続けて・・・素麺なら、とうにその原型をとどめることなく、溶けてしまうだろう・・・茹で時間でも、その形をも変えず、まだまだ歯ごたえを保っているあたり・・・。

流石・・・讃岐うどん・・・。

私には、丁度良い硬さなのだけれど。

水に晒し、食べられるなら食べてくれと、たぶん、噛めないだろう讃岐うどんの麺を、家人に供したのだった。

麺の太さに若干のバラつきがあり、細いモノは食せるというので、太麺は、残した。

殆ど残った太麺を、更に茹でて、暫く置くと・・・なんと、柔らかくなっていた・・・。

茹でて水に晒した・・・所謂、茹でたてとは、違う・・・もっちりと柔らかくなっていた。

普通、30分も茹でると、関東風の乾うどんは、クタっとなって、湯のび・・・というか・・・そんな状態になるのだが・・・。

・・・で、その丁度よくなった昨夜の讃岐うどんは、本日、家人の朝食になった・・・ようだ・・・。

讃岐うどん・・・恐るべし?



雨のち十六夜

2017-10-07 23:25:24 | 睡眠


昨日、夕刻よりの雨が、午前中くらいまで、続いたようで、雨の音を聴きながら、うとうと・・・眠りつづけて・・・。

雨の休日は、全てが、許される・・・眠っていても、許される。

何かしなければならない・・・という拘束?感が、緩む・・・ような気がする。

天から与えられた免罪符なんだ。

どうして、いつもこんなふうに考えてしまうのかな・・・。

私を縛るものは、もう何もない(・・・何もない・・・ということは、ないけど。生きて行くには、いろいろと柵〔しがらみ〕が多いけどね)。

いくらかの解放感のなかで、ゆっくり眠り続けた。

ふだん、だらだら寝ていても、眠った感がまるでないので、こんなに本降りの雨だと嬉しい気がする。

何も食べずに眠る・・・途中、ココア一杯とチョコレートを1片食べただけ。
お腹も空かずにいるのです。
冬眠ってこんな感じなのかな・・・???

目覚めたら、雨は、完全に上がっていて、上辺が、少し欠けたお月様が、部屋の窓のカーテンの隙間から、3cmくらいの幅で、差し込んでいた。

昨日の満月は、雨に遮られて、見えなかったからな。

ベランダに出て、十六夜の月に挨拶する。

こんばんは。十六夜〔いざよい〕さん。今日も綺麗です。
やはり、あなたには、秋がよくお似合いです。
柔らかな十六夜さんの光を部屋まで届けてくれてありがとう。

私は、今、目が覚めました・・・。

10月7日は、眠って終わってしまいました。



死ぬ死ぬ詐欺②

2017-10-06 23:59:03 | Weblog
 
夕刻より、本降りの雨。

気温20℃に届かず、

寒いくらい。
 

早朝より、家人の死ぬ死ぬ詐欺が始まりました。

昨夜、検温すると35.5℃くらいだったので、少し低いかも・・・(大体、36.5℃になると高熱?が出たと大騒ぎになるけれど、平熱と思われる1度以内の振幅でも、心配のタネになるようです)。

その昨日の体温の低下が、引き金になったみたいで、朝、血圧が測れないと騒ぎ出し(血圧計が、表示されないのは、血圧が、測定値(上下)を振り切っているときですが、私などは、血圧が低すぎるのと、脈弱なんで、手首圧の血圧計では、計測不能です。5回に1度くらいは、計れますが・・・)。

脈が無いようだ?と大騒ぎです。
脈が無いのは、死人ですがな・・・、もう。

体温にしろ、血圧にしろ、多少の変動で、生きるの死ぬのと、毎日、毎日、よくあれだけ自分の不調が、探せるのか不思議です。

結局のところ、血圧計は、電池切れ(内心、ふざけんじゃね~~~まだ朝の5時だよ?と思いました)。

電池を取り替え、再計測したら、いつもより、高め。騒いだ後だったので、上がったのでしょうが、脈がないよりマシですかね。

それに加えて、ハンパないめまいで・・・ということで、もともと耳に障害があるので、私は、ふと感じたことなのですが、低気圧の接近で、お天気下り坂とか言っておりましたので、多分、気圧の低下が招いたことなんだろうなぁ・・・などと。

主症状のめまいは、たぶん、気圧の関係かもしれないと思い、かかりつけの耳鼻科に連れていきました。

点滴をして貰ったら、少し良くなったと言っていましたが、思考回路が、身体の具合が悪いと一直線に、死の恐怖に繋がっているから、面倒です。

友達の親御さんが、痴呆症になった・・・などの話を聞くたび、こうしたことを回避するために、老人は、ボケてくるのかも?と思った次第です。

恐怖を感じない方が楽なのかも?

・・・家人は、夜になると、クロスワードやら、ナンクロやら、点つなぎなど、脳トレには、余念がありません。

頭脳明快なのと痴呆なのと・・・どっちが、幸福なのか・・・私には、わかりません。


栗鼠(リス)みたい・・・。

2017-10-05 23:45:05 | 食・料理

夜間、明け方など、気温が、15℃を割るようになってきて、寒くなってきています。
日中などは、20℃前後・・・と過ごしやすい気候ですが。

気温20℃前後というと、春分の日から4月頃の春めいた頃と気温的には、同じですが、春の20℃と言えば、まだストーブが必要だったりしますが、秋の20℃前後は、身体が、まだ暑さを覚えていて、暖房器具は、必要としないようです。
同じ気温だけれど、過ごし方が違うようです。


先月の中旬頃、生栗をいただいて、鬼皮など剥いて、冷凍保存しておいて、時々、栗ご飯などを楽しんでいますが、お隣の奥さんから、今度は、茹で栗をいただきました。

生栗よりも粒が大きめで、ひとつ剥いて食べてみたのですが、あまり甘くなくて、少し固め。
茹で栗は、劣化するのが早くて、時間が経つと、ダメになってしまうし、一遍にこんなに食べきれないので、、渋皮煮でも作ってみるか・・・と思いました。

もっとも・・・渋皮煮は、生栗で作るモノですが・・・。

そして、真夜中。
草木も眠る丑三つ時。

私は、包丁で、再び、栗の皮を剥くことに・・・。
茹でた栗は、渋皮ごと剥けてしまったりで、鬼皮は、柔らかくなっているから、生栗ほど、剥きづらくないのですが・・・。渋皮を傷つけずに剥くのは、なかなか大変で、渋皮が向けてしまったものは、分けておいて、裏ごしして、お砂糖を混ぜて、くりきんとん(←お正月用の栗を丸ごとにるものではなくて、裏ごしして、茶巾しぼりのようにしたもの)を作りました。

ナントカ、鬼皮の剥けた栗を、重曹で、煮て、流水で、栗本体をこすると、渋皮が剥がれます・・・を3回(或いは、4回)程度、繰り返すと、栗の実本体と紙一重に、薄い渋皮が残ります。
それをお砂糖とラム酒で、煮てみました。

ここ数日の私のおやつになりました(市販のヘンな添加物ばかりのお菓子よりは、健康的かも?)。

↓(黒いスジなどは、きちんと取らねばならないのですが、残っているあたりはご愛嬌。茹で栗なんで、チカラをいれると渋皮がとれちゃうのよね)



私は、木の実類が好きで、乾燥したナッツ(アーモンド、カシュー、ヘーゼル)は、特にすきだけれど、栗のお菓子も大好きです。

栗鼠(リス)みたいなヤツだ・・・と自分でも思いますが。

栗鼠は、栗の実やどんぐりを生のまま食べますが(当たりまえですね。リスは、火を使って加熱調理できません)、かの木の実には、栗虫という虫(蛾の幼虫みたいです)が、栗の実、どんぐりの実の柔らかいうちに、卵を産み付けて、孵化するのが10月くらいということで、栗に虫は、つきものなんですが、この生きた虫は、栗鼠の大好物のようです。

栗の実本体よりも、たんぱく質が豊富で、栗鼠にとっては、御馳走なのかもしれません。
冬眠のために、栄養をつける時期でもありますね。

私は、冬眠はしませんし、虫は嫌いですが・・・栗は、好きです。

栗は、9月のうちに加工しておく方がよさそうです(関東地方では・・・)。