大寒という割には暖かだった。来週からは強い寒波がやってくるという。大寒とか啓蟄とか、どういう成り立ちかも知らずに使っているけれど、昔の人はどんな暦を使っていたのだろう。1月を睦月、2月を如月と呼ぶけれど、1年を12カ月にどうして分けたのだろう。
西暦では、7日間を1週間としているが、これが旧約聖書の創世記によることは知っている。神が「光あれ」と言われた第1日に始まり、6日間で万物を完成された神が、7日目に休まれたためだ。それでは1カ月はどのように決まったのだろう。1年を365日と決めたのはどのような根拠なのだろう。
日本に西暦が無かった時は、どのような暦を用いていたのだろう。古代中国は高い文化があったから、その中国から伝わった暦を私たちの祖先は使っていたはずだ。それは月の変化を基本に考えたものだと思われるが、東洋人は季節に敏感だったから、暦も細かく設定していたのだろう。
夕方になって、友だちが来たので、ブログに取り掛かるのが遅れてしまった。彼は友人やその家族がコロナに感染し、ひとりは亡くなり、ひとりは大変な状況にあると言う。コロナ禍は収束する方向にあるのかと思っていたが、なかなかそんな平穏には戻りそうにないようだ。
人類が誕生して、幾度も苦難に見舞われ、それでも人類は生きてきた。戦って勝ち抜いてきたというより、何となく切り抜けてきた気がする。きっと人類の理想を求め、我武者羅に努力してくれた人たちがいたからだろうが、真面目に毎日を何となく送り、未来を信じてきた人たちが現実を支えていたのだろう。