友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

フジテレビの小倉智昭さんが逝去

2024年12月10日 17時48分07秒 | Weblog

 朝、フジテレビの『めざまし8』は、小倉智昭さんが9日に亡くなったと報じた。小倉さんはこの時間帯にズーと出ていた司会役だったからか、小倉さんがどういう人だったのか、どういう姿勢で番組を作っていたのか、思い出を振り返りながら報じていた。

 私もこの時間に見ていたから小倉さんは知っているが、人柄や報道姿勢についてまでは関心がなかった。朝の番組だから大変だろうな、そんな気持ちで見ていたと思う。小倉さんがニュースの1つひとつに、どんなコメントを出していたのか全く覚えがない。

 小倉さんは、「政治家に隠すなと言うのに、自分たちは隠すのはどうかと思う」と、私事も隠さなかったと言う。でも、それはちょっと違う気がするが、反面、それも正しいかとも思う。ただ、そんなことをすると、報道にかかわる人は怯えてしまわないかと心配になる。

 真実を追求する人たちが、それが出来ない状態に追いやれれたら、報道の自由は無くなってしまうだろう。私はスマホを使いこなさないから、テレビとパソコンのニュースしか見ないが、今やSNSが巷に溢れているという。

 あんなに短い文面から、何が真実と分かるのだろう。200ページの新刊本でも、読み進めるうちに、アレッ前に述べていることと違うことを言っていると思う時がある。さらに進むと、逆説として持って来ているのかと分かる。

 これからはSNSの時代だそうだけれど、短い言葉に騙されない訓練が必要だと思うのは、私が年寄りだからなのか。今日の昼食は、「フレンチトーストでしょう」とコメントをくれた人がいたのに、どうしても孫娘が連れて行ってくれた店にもう一度行ってみたかった。

 今日は何組か客が来ていた。その中に、男の二人組が居た。話の様子から私と同じ歳のようだったが、耳が遠いのか、認知症なのか、全くかみ合わない。ひとりが「カミさんが認知症で、医者に通っている」と言う。相手が「認知症じゃーどうしようもない」と言うのに、「認知症だから困ったわ」と繰り返していた。

 小倉さんはガンで亡くなった。77歳だった。70年安保の世代だ。

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