雪が吹き付ける中、守山区の井戸掘り現場に行く。ボウリングを行う会社の人に、「雪が降っているが大丈夫か」と電話したところ、「こちらは降っていない」と言う。現場に着いてしばらくすると1台の車が到着し、そして私が連絡した彼もまもなくやって来た。
現場を見てもらったところ、「今掘っている場所では器材が置けないので、南の玄関先がベスト」と言う。やっぱり、手で掘るしかないようだ。話していたら、細かい雪がフワフワと落ちて来た。依頼主と話して後日、連絡することにして別れた。
帰りは先の見えない吹雪となった。吹雪の中で生活している人たちは、こんなに大変な毎日を送っているのに、雪はキレイなどと言うのは不謹慎かも知れないが、たまに見る雪景色は美しい。恋も非日常だから美しいのかも知れない。
友だちがブログで、アメリカインディアンの格言を紹介していた。「あなたは泣きながら産まれてきた。周りの人の笑顔の中で。そして、あなたが亡くなる時、周りの人が泣いてくれ、あなたは笑顔で人生を終える」。産まれてくる時ひとりなら、死ぬ時もひとりでいい。
人は自分の人生を振り返る。そんな時の詩を見つけた。「大事を成そうとして、力を与えてほしいと神にもとめたのに、慎み深く従順であるようにと弱さを授かった。幸せになろうとして、富を求めたのに、賢明であるようにと貧困を授かった。人生を享楽しようと、あらゆるものを求めたのに、あらゆることを喜べるようにと命を授かった」。
「求めたものはひとつとして与えられなかったが、願いはすべて聞き届けられた。私はあらゆる人の中で、最も豊かに祝福された」。こんなに謙虚にはなかなかなれないが、この世を去る時は、こんな気持ちでいたいと思う。
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