友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

小学生の憧れの人物と大学生の自分の強み

2020年12月03日 17時33分11秒 | Weblog

 ルーフバルコニーで鉢の土の入れ替え作業をした。ブルーシートを敷いて鉢の土を出し、鉢の床に入れる赤玉土を再利用するために選び出し、土に残っている根を取り出す。黙々とこの単純作業を繰り返し、4鉢出来たら均してバーク堆肥と牛糞を入れ、よく混ぜ合わせたら鉢に入れる。

 午前11時ごろまでは風も無く順調に作業も進んだが、次第に風が強くなってきたので打ち切った。午後からは本を読んだり、パソコンに向かったりした。パソコンのニュースで、小学生の「憧れの人物」の第1位は『鬼滅の刃』の竈門炭治郎とある。

 あれだけ、子どもたちみんなが読んでいるマンガだから当然の結果だろう。けれど、年寄りの私にはどうして憧れるのか分からない。3位も同じ『鬼滅の刃』の、孫娘たちが好きだという蝶の術を使う女の子だったが、2位にお母さん、4位に先生、5位にお父さんが入っていた。

 両親や先生が10位にも入らなくなったら、世の中は終わりかも知れない。「なりたい職業」では、男子の1位はゲームクリエイター、女子の1位は芸能人だったから、発想は昔と変わらないようだが、憧れるというよりも現実的に考えているのかも知れない。

 大学で教えている友だちのブログを見てビックリした。作文で「自分の強み」を書かせたら、「親に働かせて大学に行っていること。アルバイトはせずに女性に貢いでもらっていること」と書いてきたという。「働かずに金を儲ける方法は無いですか?」と聞いた学生がいたが、今、どうしているのだろう。

 時代は大きく変わった。春に花を咲かせたいだけのために、何時間も単純作業を続けるような子はいないのかも知れない。「バカみたい。金出して買えばいいじゃん」と言われそうだ。


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