私はすっかりナマケモノになってしまったが、高校球児は暑い中でも必死に頑張っている。接戦の試合、特に同点で迎えるタイブレークは、観ている方が可哀想になる。あんなに頑張ったのだから、どうにかならなかったのかと思ってしまう。
人の運命は生まれた時から決まっているようなことを言う運命論者がいるが、高校野球を観ていると、努力した者や諦めずに粘り強く戦った者に、勝利の女神は微笑む気がする。どんな時になっても、努力する人は素晴らしい。
新聞の折り込みに、12日(土)文化勤労会館で『戦争体験を語り継ぐ集い』のチラシがあった。実行委員長の名前を見て、もう80代の半ばになっているはずだが、まだまだ元気に活躍されていると知った。ぜひ、出かけて行こう。
そしてもうひとり、親しい友だちが10月1日(日)に、「もえの丘」で『混声合唱 ピアチェーレコンサート』を開くという。そのチラシに挟んで、彼女が友人数人で行っている行っている『連句』の、先月の作品をプリントしたものをくれた。
「夏場所や鬢付け香に昂揚す」で始まる長句に、「人混みの中遠雷を聞く」と短句が受ける。皆さんの年齢を知る作品もある。「初恋の君を思う今いずこ」と歌うと、「笑顔は褪せずアルバムのなか」とくる。「月の夜八十路近しと指を折る」の長句に、「不老長寿の酒酌み交わす」と情景が浮かぶ。
井戸掘りが無くなって、NPOを解散する事態になりつつあるが、どうするか方針が出てこない。それはそれで、運命なのかも知れないし、慌てて事を仕損じることになってもいけないからと、じっくり事態を眺めている。
NHKドラマ『どうする家康』では、明智光秀がどうして「本能寺の変」を起こしたのかよく分からなかった。この後、三河に戻った家康と、明智を打った秀吉が小牧・長久手で戦うことになるはずだが、どういう展開となるのか興味深い。
歴史は結果を知っているのに、本当のところはよく分からないから。
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