友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

仏教講演会で会いましょう

2024年10月25日 17時24分18秒 | Weblog

 雲太寺の浅見顕宏先生から、仏教講演会の案内を頂いた。私のケイタイは、スマホへの切り替えのため機能しないので、現物を写真に撮ることが出来ないから文章で紹介する。講演会の講題は、『これからの仏教~生きる意味を求めて~』。

 講師は上田紀行先生で、先生は1958年生まれとあるから、私よりも14歳も若い。東京大学を卒業し、岡山大学で医学博士号を取得し、専攻は文化人類学。昨年度まで東京工業大学に在籍され、リベラルアーツ研究教育院の初代院長。今年4月より東海学園大学特命副学長・卓越教授に就任とある。

 浅見先生は案内のチラシとは別に、上田先生を紹介する文章を添えられていた。私はその中の、次の文章に心惹かれた。「先生は若いころ、心の危機に直面して生き方が定まらなかったし、宗教には関心がなく、仏教も形だけのもので嫌いこそすれ興味もなかったと言います。と言いながら『がんばれ仏教!』(NHKブックス)という本を書きました」。

 私は子どもの頃、毎月お参りに来る坊さんのお経を祖母と一緒に仏壇の前で聞いた。寺で坊さんの説教を聞き、襖に描かれた地獄絵も観た。しかし、何も心に響くものが無かった。坊さんは「仕事」をこなしているとしか見えなかった。

 ラジオで聞いたキリストの話から、小学校の図書室にあった『アンクル・トムの小屋』を読み、キリスト教に関心を持った。中学からルーテル教会に通い、クラスの子を教会に誘った。アメリカ人の牧師は私に、「牧師になりなさい」と言った。

 ベトナム戦争が始まり、私は牧師に「なぜ、神は戦争を止めないのか」と問うた。牧師は黙ったままだった。私はキリスト教に見切りをつけた。けれど、「生きていることの意味」が時々頭を過る。仏教講演会にぜひ参加したいと思った。

 仏教講演会は10月30日(水)午後2時より4時まで、名古屋芸大アートスクエア大ホール。駐車場有り。会場でお会いしましょう。


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