お昼ご飯を食べてから、7回もトイレに駆け込んでいる。お昼は市販のスパゲティーで、お腹を下すような生ものは食べていない。十二指腸潰瘍で入院した時のような水便だが、血は混ざってはいない。明日はパソコン屋さんが来てくれる日なので、もう少し様子を見ることにする。
寒さが厳しいこともあって、家から外へ出ることは無い。本を読むか、テレビを観るか、常に同じ姿勢でいるせいか背中が痛むので、時々身体を動かすが大して効き目は無い。日曜の夜はNHKテレビを9時まで観る。好きな番組の『ダーウィンが来た』を観ているとカミさんが、「この頃、海外ロケのものが無いわね」と呟く。
8時からの『どうする家康』は全く面白くない。これまでの大河ドラマを観ていた高齢者から、世代交代させるための演出なのかも知れないが、三河人である私としては納得できないことが多い。信長が安土城のような本格的な城を造るまでは、小さな領主の城は農家を大きくした程度の砦であったはずだ。
桶狭間から岡崎に逃げ帰る道中に、海はないし、信長が水泳をしていた切り立った河岸は、尾張には無い。昨夜は、信長と同盟を結んだ家康に信長の妹、お市の方を嫁にという話があったが、家康は駿府に残してきた妻や子を想い、断ってしまう。けれど後の家康は、妻と子が甲斐の武田と結んでいると疑い殺してしまうが、これをどう描くのだろう。
9時からのTBSドラマ『GetReady』は、もっと分からない。天才的なオペ技術を持つ執刀医は、報酬の金額ではなく、患者が生き延びる価値があるかで判断し、オペで救うか否かを決める。そして、何億円という報酬は受け取る。「子どもを生まない女は、女ではない」と言った政治家がいたが、生き方や価値を決めるのはその人自身である。
人は最後は、自分自身で決めなくてはならないことばかりだ。けれど、私の水便を止めるのは、私自身ではない。矛盾しているようで矛盾で無いのが現実のようだ。
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