マンションの大規模修繕工事のため、建物の周りに足場が組まれ、ネットで覆われているので昼間でも薄暗い。そんな部屋の中に居ると、気が滅入ってくる。NPO法人の解散手続きを法務局に提出し、そろそろ次の段階に来ているはずだから電話しようと思ったら、今日は土曜日で役所は休みだと気が付いた。
それなら、頼まれていた同年者の集いに向けて、役員の打ち合わせをしようと電話をした。4人は再来週の火曜日午前10時で了解が取れたが、いくら電話してもひとりだけ繋がらない。困ったなと思っていたら、やっとかかってきた。「ケイタイを替えた」ので繋がらなかったようだ。しかし、火曜日の午前中は車検のため都合が悪いと言う。
今更変更することは出来ないので、とにかく火曜日に集まり、水曜日に出られる人は出てもらって彼と会うことにした。みんな暇なのに、いざ集まろうとなると時間が合わない。まあ、これが日常というものだろう。
「31日の発表会に来てください」と言われ、話を聞いてビックリした。朗読クラブの先生がゲスト出演すると言う。確か90歳は超えられているはずだ。それでも頼まれれば、拒まないのはまだまだ自信があるからだろう。とても厳しい先生だったが、お会いするためにも行かなければと思う。
私たち同年者は、今年で傘寿となる。それを記念して会を開くとなると、市長にも出席を要請しなくてはならない。祝儀が頂けるなら、会計さんは喜ぶだろうが、果たして来てくれるだろうか。
明日は雛祭り、子どもたちもそれぞれの家で祝うことだろう。カミさんは「雛祭りのお祝いはおサカナで白ワイン、それともおニクで赤ワイン」と訊いてくる。「どちらでもいいよ」と思ったが、そういう会話が一番いけないと人生相談にあったので、「出来れば赤ワインがいいね」と答えた。少しずつ日常が戻って来ている。
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