友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

繰り返しの中にも変化が積まれていく

2023年06月17日 18時05分12秒 | Weblog

 朝から強い光が降り注いでいる。今日は最高気温33度と予想されていたが、風があるのでそんなに暑いとは感じない。それでも室温は29度を指している。数字にとらわれる人なら、エアコンの電源を入れるだろう。

 6月も半ばだから、当然こんな風に暑い日がやって来るはずだ。泉房穂氏の『政治はケンカだ』を読んでいると、岸田内閣の国会運営は全く泉氏が指摘するとおりになっている。内容の議論よりも政局に偏るマスコミも指摘のとおりだ。

 ウヤムヤのまま、予算だけは大きく膨らんでいく。政治家にとっては財源などはどうでもいいのだ。いや、その税金の使われ方も知ったことかと言うくらい無責任だ。国がそうであれば地方もまたしかりがこの国の現状のようだ。

 国会議員でも地方議員でも、予算についてまともに議論できる議員がいるのだろうか。政府をあるいは行政を、ちまちましたことでイジメることは出来ても、根本に迫るような議論を展開することは無いというか、出来ないのだ。

 与党であろうと野党であろうと、大して変わりないとしか、国民には見えていない。これで与党は万々歳だが、野党はいつまでも政権の座には就けない。与党も長く続くと、内部分裂が生まれてくる。権力争いだ。

 国を変えるには地方が変わらなくてはならないと、私たち無党派市民派の地方議員も主張してきた。けれど、なかなか仲間は増えなかったし、国の在り方になると捉え方がバラバラだった。

 私は早々に身を引いてしまったが、仲間には首長を務めた者もいる。確かにその自治体は他とは異なった政策が実行された。急速な変化は生まれなくても、ジワジワと世の中を変える原動力になっているだろう。

 暑い夏に向かっていくが、また秋がきて、寒い冬が来る。同じように繰り返しているが、少しずつ変化しているのだろう。カミさんが「こんな日はビールが飲みたい」と言う。私は「ワインを冷やして飲もう」と譲らない。


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