昨夜、台湾旅行の紀行文を書いていたら、テレビで鳩山首相の記者会見が報道されたので、中断して見入ってしまったが、ため息しか出なかった。鳩山さんはもう少し良心的な人と思ったが私の思い違いだった。宇宙人には心がないのかもしれない。即刻退陣すべきだと思うけれど、今の民主党に次の首相候補がいない。自民党にもいないから、政治はやはり末期的なのだろう。
さて、昨日に続いて台湾紀行その2に移ろう。太魯閣渓谷はもう一度ゆっくりと見たいと思う場所だ。何しろ団体ツアーはショッピング時間が多い。花蓮は大理石の産地だから、見学とショッピングもその関連のところだった。ご婦人たちは見事な宝石類を見て回っていたけれど、買う気のない私には時間がもったいない気がしてならない。花蓮駅にもどり、ここから特急列車で台北へと向かう。昼食は台湾の駅弁である。列車は日本製だという。車内で友だちが買い求めてくれた紫色のお酒をいただく。甘くてちょっと気持ち悪い。列車は山の中を北へと進む。
途中から雨が降り出した。かなり激しい雨だ。「千と千尋の神隠し」のモデルとなった九份が雨では台無しだ。すると晴男の友だちが「大丈夫、絶対晴れるから」と言う。何の根拠もなくよく言うよと思っていたが、台北に近づくと雨は止んでいた。実にこの人は不思議な力を持っている。松山という地名の駅で列車を降り、観光バスで九份へと向かう。道路は自動車専用になっているが、交通量が多くいつも渋滞になるそうだ。そういえば台湾では高速道路網がかなり進んでいて、道路幅も広くジャンクションもよく整備されていた。高速道路のサービスエリアの有り様も日本と同じだ。ただ、日本ほど多くの人がいない。
九份は迷路のような街だ。狭い路地に出店がぎっしり詰まっていて面白い。若いカップルが多く、女性たちが大胆な服装をしている点は日本と変わらない。さて、集合時間となっても私たちのグループのひとりが来ない。いつもひとりで飄々と歩いている人で、マレーシアに長期滞在を計画したこともある。皆さんには先にバスへ戻ってもらい、私ともうひとりの友だちで探した。しかし、見つからない。ガイドと奥さんはタクシーで解散した場所へと向かう。私はもう一度集合場所へと向かう。その場所は150段(?)もある。勢いよく登ったけれど、途中で息ができなくなった。友だちは最初に解散した場所に戻っていた。これで、私たちのグループから2人も迷子を出してしまった。2度あることは3度あるというので、さて次は誰だろうと疑心暗鬼となってしまった。
この夜は、世界で一番高い建物(現在ではドバイがその上をゆくが)である台北101を見学し、ホテルに戻ったのは午後10時を過ぎていた。最終日は台北の茶屋に行き、お茶をたしなむ。説明してくれたのは退職教員で、漫談よりも面白かった。続いて衛兵交替儀式を見学できる忠烈祀へ、その後、故宮博物館へと移動した。故宮博物館はもっとゆっくり見たかった。いろんなところがもっとゆっくり味合いたかった。それができないのが団体ツアーのつらいところである。でも、面白い人たちに出会うこともでき、それなりに楽しかった。というわけで、これにておしまい。
さて、昨日に続いて台湾紀行その2に移ろう。太魯閣渓谷はもう一度ゆっくりと見たいと思う場所だ。何しろ団体ツアーはショッピング時間が多い。花蓮は大理石の産地だから、見学とショッピングもその関連のところだった。ご婦人たちは見事な宝石類を見て回っていたけれど、買う気のない私には時間がもったいない気がしてならない。花蓮駅にもどり、ここから特急列車で台北へと向かう。昼食は台湾の駅弁である。列車は日本製だという。車内で友だちが買い求めてくれた紫色のお酒をいただく。甘くてちょっと気持ち悪い。列車は山の中を北へと進む。
途中から雨が降り出した。かなり激しい雨だ。「千と千尋の神隠し」のモデルとなった九份が雨では台無しだ。すると晴男の友だちが「大丈夫、絶対晴れるから」と言う。何の根拠もなくよく言うよと思っていたが、台北に近づくと雨は止んでいた。実にこの人は不思議な力を持っている。松山という地名の駅で列車を降り、観光バスで九份へと向かう。道路は自動車専用になっているが、交通量が多くいつも渋滞になるそうだ。そういえば台湾では高速道路網がかなり進んでいて、道路幅も広くジャンクションもよく整備されていた。高速道路のサービスエリアの有り様も日本と同じだ。ただ、日本ほど多くの人がいない。
九份は迷路のような街だ。狭い路地に出店がぎっしり詰まっていて面白い。若いカップルが多く、女性たちが大胆な服装をしている点は日本と変わらない。さて、集合時間となっても私たちのグループのひとりが来ない。いつもひとりで飄々と歩いている人で、マレーシアに長期滞在を計画したこともある。皆さんには先にバスへ戻ってもらい、私ともうひとりの友だちで探した。しかし、見つからない。ガイドと奥さんはタクシーで解散した場所へと向かう。私はもう一度集合場所へと向かう。その場所は150段(?)もある。勢いよく登ったけれど、途中で息ができなくなった。友だちは最初に解散した場所に戻っていた。これで、私たちのグループから2人も迷子を出してしまった。2度あることは3度あるというので、さて次は誰だろうと疑心暗鬼となってしまった。
この夜は、世界で一番高い建物(現在ではドバイがその上をゆくが)である台北101を見学し、ホテルに戻ったのは午後10時を過ぎていた。最終日は台北の茶屋に行き、お茶をたしなむ。説明してくれたのは退職教員で、漫談よりも面白かった。続いて衛兵交替儀式を見学できる忠烈祀へ、その後、故宮博物館へと移動した。故宮博物館はもっとゆっくり見たかった。いろんなところがもっとゆっくり味合いたかった。それができないのが団体ツアーのつらいところである。でも、面白い人たちに出会うこともでき、それなりに楽しかった。というわけで、これにておしまい。
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