春めいてきたと思ったのに、昨日も今日も寒い。春は三寒四温というくらいだから、これが普通なのだろう。昨日、卒業式だった小6の孫娘から、「卒業式の写真というか思い出の動画的なやつを作った!」とメールが送られてきた。なかなかの出来栄えに驚いた。
スマホで撮ったものを編集し、文字を画像に取り入れ、流行りの歌まで流していた。小6でもこんなことが出来るのかとビックリした。テレビで小学生の子が、ユーチューバーになるとか、インフルエンザーになるとか口にしていたが、そんな時代になってきたのだ。
孫娘が将来なりたいものは、以前はデザイナーだったが、卒業式では画家と言っていた。画家と音楽家は成功率が極めて低い。小説家志望だった父も、「際立った才能の持ち主でなければ、芸術で身を立てることは出来ない」と言っていた。
大学で芸術を専攻しても、高校の教員になれればよい方で、ほとんどの人は夢を諦めて普通の職についていく。働かなければ食っていけないから、いつか必ずと思いながらも、普段の生活に追われていつしか夢は夢でしかない、存在になってしまう。
「中学になったら、勉強する」と決意を語っていた孫娘だが、中学からは勉強の内容が難しくさらに多くなるが、現実に直面して逃げ出さないで欲しいと願う。中学校で出会う友だちが、一生の友だちになっていく、そんな大切な中学校生活を満喫して欲しい。
将来の夢など、変わっていってもそれでいい。自分が変われば、自分の夢も変わる。何かを求めて、ひたすら前を向いて、ガムシャラに生きていって欲しい。あの子たちが成人になる頃は、私など想像もつかない社会なのかも知れないが、思いっ切り羽ばたいて欲しいと思う。
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