【永田満徳(みつのり)】 日本俳句協会会長代行 俳人協会幹事 俳人協会熊本県支部長 「文学の森」ZOOM俳句教室講師

「火神」主宰 「俳句大学」学長 「Haïku Column」代表 「秋麗」同人 未来図賞/文學の森大賞/中村青史賞

『華文俳句選』出版発表会

2019年03月13日 06時39分45秒 | 月刊誌「俳句界」
月刊「俳句界」3月号レポート②

〜『華文俳句選』出版発表会〜

〔本文抜粋〕
― 6つの華文俳句の規則を基にした華文俳句の提唱 ―
○「切れ」と「取合せ」を取り入れた二行の華文圏初めての「二行俳句」の合同句集『華文俳句選』が台湾で出版された。
○発表会は平成30年12月2日、台北の「金車文芸センーター」で記者会見とともにサイン会の形式で行われ、洪郁芬、趙紹球、郭至卿、吳衛峰、そして永田満徳の5人のうち3人が参加した。
○記者会見の様子は、翌日、台湾時間午後6時20分に台北のテレビ番組「中嘉新聞」で、「『華文俳句選』――今を詠む美学」と題して報道された。
○華文俳句コラム編集担当の洪郁芬は『華文俳句選』の出版のきっかけについて語った。「(中略)日本俳句の美学を表す華文俳句の探求に携わり、日本の『俳句大学』の学長の永田満徳を顧問とし、「切れ」と「取合せ」を表す華文俳句を大いに提唱していくことを決意した。まず、6つの華文俳句の規則を定めた。

画像:「俳句界」とレポート②
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

詩刊「流派」10期(2019.01.)

2019年03月13日 06時31分10秒 | 華文俳句
詩刊「流派」10期(2019.01.)

〜日本俳人 永田満徳 俳句〜

◆中国最大の民間詩刊「流派」10期(2019.01.)が発行されました。
◆この詩刊はいつもは現代詩で、日本人の俳句は初めてで、「日本俳人 永田満徳 俳句」として紹介されました。
◆中国では松尾芭蕉、正岡子規の翻訳本の俳句はありますが、現代の日本俳人の俳句はあまりありません。
◆松尾芭蕉などは三行に訳されていて、日本俳人の二行俳句の翻訳は私の二行俳句の訳が初めてです。

【双翼】
日本俳人 永田満徳
俳句作品
[翻译洪郁芬]


北斎の波の逆巻き寒戾る

葛飾北齋的逆捲波
早春还寒
(葛饰北斋是日本江户时代后期的浮世绘师)


蓑虫の蓑や防備か無防備か

结草虫之蓑
设防或不设防


一人抜け二人抜けして夕桜

一人离去两人离去
暮色里的樱


通勤車月の出づれば旅となる

通勤车
月娘赏脸即是旅途


照紅葉身にあまるほど湯を使ふ

日照枫红
浸泡过多的汤泉


破蓮やところどころに雲映す

破莲
这儿那儿照映的云


筋肉はをのこの衣装寒祭
肌肉为男人衣裳
寒季

日本俳句大学校长、俳人。1954年生。
日本俳人协会干事、杂志《未来图》同人、杂志《火神》总编辑。
文学研究方面有三岛由纪夫和夏目漱石俳句的论考。
著作: 《寒祭》 (文學の森).
《漱石熊本百句》(合著,創風出版)、
《新くまもと歳時記》 (合著,熊本日日新聞社)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする