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湯島聖堂に初めて入ってみた…

2007年12月31日 | たばこの気持ち
◎ 6月16日(日)は母の命日だった。ちょうど、子どもの大学の学部後援会があったので、昼過ぎに上京した。夕方に、子どもと秋葉原で待ち合わせていたが、早めに後援会が終了したので、水道橋から秋葉原まで歩いてみることにした。坂の多い街の通りは、目先の景色が変化に富み、扱ったけれど湿度は低かったので、とても心地良かった。私は学生時代から現在まで、東京で過ごして37年目になる。

◎  これほど長い年月なのに、東京都内にはまだまだ一度も訪れたことのない場所が多い。湯島聖堂もその一つだった。歩道の選択を間違い、かなり遠回りをしてしまったが、この機会を逃す手はないと思い、聖堂に足を踏み入れ、まずは右手に見えた喫煙コーナーで一服したのである。昌平坂学問所、孔子祭、徳川綱吉などの由来を読みつつ、心の中で「なるほどなぁ~!」と深くうなずいた。私が、これから訪れてみたい場所は、泉岳寺、浜離宮恩賜庭園、池上本門寺、六本木ヒルズ、東京ミッドタウンである。(2007 06/22)
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神田カトリック教会から湯島聖堂あたり…

2007年12月31日 | ここで一服・水元正介
◎ たばこの吸える場所はないものか、と水道橋からお茶ノ水方面へ向かっていたら、様式の古い建物に目が奪われた。表札をたしかめると、神田カトリック教会とのことだった。高層ビルや大学、マンションで埋め尽くされようとしているエリアにあって、その教会は異様にも映ったけれど、切に末永く残って欲しいと思わせる建物である。私は建物の周りを歩き、深い感銘を受けた。

◎  千代田区内には、路上はおろか、公園、コンビニの入口、大学の裏門などにもスタンド灰皿はなく、お茶の水駅までに一服できたのは大原簿記学校関連ビルの入口だけだった。それでも、2つのスタンド灰皿に「この灰皿は一般用の使用はご遠慮願います。当ビル内を禁煙にしていることから、あくまでも従業員専用のものです」という旨の表示がされていた。でも、私は一服したのである。先客もいた。宅配便の社員であり、なるほど交通量の少ない路地が多いせいか、宅配便のトラックがたくさん停車し、荷物の中継をしている姿を見かけた。

◎ お茶の水駅周辺には、スタンド灰皿が見当たらなかった。明治大学の構内に入ってみようかとも考えたが、ためらってしまった。たしかに罰則条例のある千代田区内には、たばこの吸い殻をほとんど見なかったが、秋葉原方面に緩やかな坂を下っていくと、お堀に向かって多くのゴミやたばこの吸い殻がポイ捨てされていた。お掃除をするのにも、かえって手間のかかる場所に捨てられるよりも、ゴミ箱とスタンド灰皿をしかるべき場所に設置した方が、賢い選択だと思われた。

◎ 初めて湯島聖堂に入ってみた。喫煙コーナーの粗末さに唖然とさせられたのである。ゴミ箱もボロボロで、使用不可と表示されたまま放置されていた。しかし、入場無料の上に緑が多いから、ランチをとっている二人がいたし、私同様、一服していった人もいたのである。喫煙コーナーの後方に銅像が見えたので、近づいてみると儒教の祖である「孔子」だった。湯島聖堂では、現在も年に一度「孔子祭り」が行われるという。儒教が日本の支配的学問であった頃から、すっかり忘れられてしまっている現在まで、その雰囲気がこうして残っているのは貴重なことだと思ったのである。(2007 06/26)
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