7月11日のテレ東「カンブリア宮殿」(ゴールは荒野の果て)は、「味じゃないんだな。バームクーヘンだけでの年商が35億円。大手と戦わない。戦わずに生き残る大胆戦略」の1933年創業の「ヤタロー」さんの中村会長は、東急不動産時代、あまりのしつこさ(わかってもらうまで説得する)ゆえに、マムシの中村と呼ばれていました。
静岡県浜松市の老舗パン屋さんとしては、大手の大量出店より、赤字転落した「ヤタロー」さんの経営を、まったく毛色の異なる業界から一任され、大手は手間のかかるお菓子に手を出さないので、そこを狙って「治一郎のバームクーヘン」で大ヒット。
多くの企業が、選択と集中(規模と利益)という中で、学食から駅前食堂まで「拡大・多角化」という方針のもと「頼まれ仕事」が次々とくるので、専門の部署までつくり、それらを確実に成功させている「ヤタローの企業力」に感激しました。
「地元でいろいろ経験したやつらが、勤めていた会社のリストラとか、早期退職したやつらとか、うちではどんどん採用してるから、彼らのノウハウ(苦労人の隠れた力、百戦錬磨、苦労人集団)を活かしている」ので、基本的に「頼まれ仕事(一番の快感でしょう)」を受けているそうです。
再建を担う共通点は、中村会長を頼って来てくれた人(失敗した人、苦労した人が財産よ)にすべてを任せられる人財なのだそうです。また、「老舗で経営が危うい会社は、所詮《田舎のプレスリー》なんだから、まずは大手と戦わずプライドを捨てることですよ」とか、普通はネガティブな言葉なのに「私はクリェティブじゃないのよ。自分には先見性しかないよね」とサラッと語る口調は、聞いていてとても心地良かったです。
静岡県浜松市の老舗パン屋さんとしては、大手の大量出店より、赤字転落した「ヤタロー」さんの経営を、まったく毛色の異なる業界から一任され、大手は手間のかかるお菓子に手を出さないので、そこを狙って「治一郎のバームクーヘン」で大ヒット。
多くの企業が、選択と集中(規模と利益)という中で、学食から駅前食堂まで「拡大・多角化」という方針のもと「頼まれ仕事」が次々とくるので、専門の部署までつくり、それらを確実に成功させている「ヤタローの企業力」に感激しました。
「地元でいろいろ経験したやつらが、勤めていた会社のリストラとか、早期退職したやつらとか、うちではどんどん採用してるから、彼らのノウハウ(苦労人の隠れた力、百戦錬磨、苦労人集団)を活かしている」ので、基本的に「頼まれ仕事(一番の快感でしょう)」を受けているそうです。
再建を担う共通点は、中村会長を頼って来てくれた人(失敗した人、苦労した人が財産よ)にすべてを任せられる人財なのだそうです。また、「老舗で経営が危うい会社は、所詮《田舎のプレスリー》なんだから、まずは大手と戦わずプライドを捨てることですよ」とか、普通はネガティブな言葉なのに「私はクリェティブじゃないのよ。自分には先見性しかないよね」とサラッと語る口調は、聞いていてとても心地良かったです。