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茂木信太郎著「食の社会史」その12(終わり)

2019年07月15日 | ここで一服・水元正介
最後の抜き書きは、2度目の東京オリパラを来年に控え、181〜182ページです。1964年10月の東京オリンピックで、食の産業化の観点から、どのようなことがあったのかについて、とても勉強になりました。

〜史上最大の94カ国、7499人が直接に参加した第18回オリンピック・東京大会は、50日間の選手村食堂運営という任務を負っていたのである。
宗教、習慣、嗜好の異なる各国料理、民族料理は、1人1日あたり6000キロカロリー(日本当時の日本人平均摂取カロリーは2500キロカロリーとされる)、延べ495,000食を不足なく提供しなくてはならないと言う前代未聞の壮大なプロジェクトである。
実際に消費した食材は、牛340頭分、豚280頭、卵720,000個、牛乳480,000本、野菜356トンといわれる。結果としては、東京都の食料品の消費者物価の高騰を避けながら、関係者にとっては味の面でも好評を博したようである。そうして競技のでのメダル数のみならず、主催国としての手際の良い大会運営が評価されて、国家の威信は発揚されたのである。(完)
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鎌倉のハチミツ、シラス卵焼き、食卓塩の瓶!

2019年07月15日 | ここで一服・水元正介
鎌倉の小町通りでは、ソフトクリームなどの食べ歩きがマナー違反として、禁止になったようです。3年前と比べ、通りに面した場所からスタンド灰皿も消えました。

たしかに、祝休日でなくてもすごい混雑ですから、食べ歩きやたばこの煙への規制は、やむを得ないことなのでしょうね。

まめ屋さん、お漬物屋さんでの試食は、毎回とても楽しみにしていて、今回もほどほどに楽しませていただきました。シラス卵焼き、四色だんご、きんつば、クレープ、フィナンシェを買い求め家族でシェアしました。

鎌倉のハチミツも美味しそうだったので、3本(4500円)家に持ち帰りました。

それから、たくさんの小物類を眺めるのも、小町通りを歩く楽しみで、なかでも食卓塩や味の素の瓶を加工したガラス細工が目をひきました。
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