▼A級戦犯が、なぜA級かといえば、BC級があったからですね。これまで、私はそんなことも知りませんでした。A級戦犯は「平和ニ對スル罪」で有罪とされた戦犯てあり、BC級戦犯 - B項が「戦争犯罪」、C項が「人道に対する罪」で有罪とされた戦犯ですね。
▼A級戦犯約200名(7名が死刑)が、巣鴨拘置所に逮捕監禁されたのと同時にBC級戦犯約5,600人(約1000人が死刑)が各地で逮捕投獄されました。A級が7人、BC級で約1000人が処刑されたと知り、自分の歴史認識の無知さを痛感させられました。
▼それというのも、先だってTBSさんの日曜深夜放送「ドキメンタリー『解放区』永遠の平和を」を見たからです。なかでも、アメリカ第8軍が担当した横浜裁判では、捕虜虐待の罪が裁かれ(石垣島事件)、46人中41人に死刑が求刑され7人の死刑が確定、処刑されたのです。
▼1950年、それが巣鴨プリズン最後の処刑となったそうです。石垣島事件が起こる前日、同じ小隊の仲間3人がグラマン機の空襲によって射殺されました。その時グラマン機が墜落し、3人の米兵が捕虜となりましたが、前日の復讐心から日本軍兵士が捕虜3人を集団で処刑したのです。最初に刺したのが藤中松雄さんという兵士で、上司からの命令と抗弁しても叶わず絞首刑となりました。
▼入隊してすぐ、石垣島事件に遭遇した15歳の少年兵も極刑に処せられました。それらの兵士が残した遺児が、つらいデータと向き合い、インタビューに応じている姿に感銘を受けました。というわけで、深夜放送は宝の山なのだと再認識した次第です。